金田式アンプの音のよさの秘密を探る さらに続く編
続続々 久しぶりにメーカー製アンプを買う
二次歪と三次歪が接近している。音はそっけないがまじめなモニターとしては有用。
続 久しぶりにメーカー製アンプを買う
結構パワーがとれている。電流正帰還もかかっており恐るべきパフォーマンスを示す。
「あやめ」 と 世界史入門
最初のデータと二度目のデータの中間になっている。何故こんなに違うのかは不明だが、AYAME X1−Rよりも
若干いいというのは理にかなっている。
二次歪が優勢な、半導体アンプとしては音の良いアンプに属する。
AYAME
X1-R
電流正帰還をかけるとこのようになる。面白いが理由はよくわからない。
HMA9500IIへのオマージュ
この回路では終段のドライブ電圧がとれないのが欠点だろう。対策としてまず思い浮かぶのは二段目K117を
K147に変えて負荷抵抗を大きくするという方法。
Lo-D HMA9500II
おそらく連続出力で100Wでるだろう。感服した。
久しぶりにメーカー製アンプを買う
A級の特徴がでている。
「式部」 完全アンプ エクストリーム
特性もエクストリームだった。もうちょっと平凡なアンプに作り直す。
D-NFBパワーアンプ
完全アンプクラシック
ビートルズ革命
弐の段
壱の段
参の段
0dB ZDRアンプ
回路の直線性は素子の直線性と合成の仕方、NFBの量によって決まるものである。実際の工作では意外なことも
おこるが、かなり理論的にふるまうものである。
では音についてはどうかというと特性だけできまるわけではなく、5割くらいはほかの要素がはいりこんでいるように
感じる。
たとえばSansui AU-α607 MOS Premiumを聴いてみるとMOSらしい情報量の多い低歪なアンプであることがわかる。
しかししばらく聴いていると固有音が多いのがしばしば感じられる。ピアノのアタックのとき「キイーン」とくるのだ。
その直後金田式GOAを聴くとそのようなこともなく透明感もある。歪率はSansuiのほうが小さい。
固有音は部品由来の場合が多く測定ではでてこないファクターである。特性を良くするのは簡単だが音を良くするのは難しい
とよく言われる所以である。
最初に提示したアンプである。オペアンプを使っているが極限の低歪とまではゆかない。おそらく終段
も低歪でないと達成が難しいのだろう。
また終段で発生する二次歪を低減してしまっているのも音質に影響している。