続 久しぶりにメーカー製アンプを買う
ケンウッドの次はヤマハのASTアンプを買うことにします。
しかし今では単品のアンプはもう作られていないので、アンプ内蔵
スピーカーを買うしかありません。
8cmフルレンジ 10W ASTアンプ
こういうパソコン用パワードスピーカーが7800円で入手できます。
安いし、完全アンプIIIよりパワーがとれています。ライバルとして
は手ごわそうです。
来週には手に入れたいと思います。
仕様
YST−M15
出力 10W(1kHz、4Ω、10%THD)
周波数特性 70Hz〜20kHz(+−3dB)
スピーカー ユニット 8cm フルレンジコーンタイプ 、防磁型
懐かしいActive servo technologyのロゴがあります。
中国製というのが時代の移り変わりを感じさせます。
アンプ部の構成は、パワーIC 1ケ、IC 3ケでアルミ板の放熱器が付いて
います。出力インピーダンスは-1Ω、歪率は小出力で0.1%くらいでした。最大
出力は計ってません(4Ω負荷が無いので)。1KHz、10W(10%)を信ずれば
良いでしょう。
本体は中国製ですが、電源アダプターは台湾製です。これがなかなか強力な
代物です。
スピーカーユニットはDCR4Ωでした。
裸ユニット特性
foは140Hzくらいです。磁気回路はあまり強力ではありません。
箱入り特性
fdが90Hzと見てよいでしょう。ユニットが非力なため、山が小さいようです。
そのまま鳴らしてみると、面白くもなんともない音だと思います。アンプを分離して、
ティファニー7のスピーカーを鳴らしてみると素晴らしい音です。自作するとしたら4Ω
の磁気回路が強力な10cmフルレンジが適当ですが、パイオニア小型フルレンジでも
十分いけます。
MFBゲインは控えめのようですが、効果は感じられます。べースギターの音程が
明確です。
結論としては、ティファニー7の替わりに使えます。ティファニー7は7万円くらいしたの
で、これはハイCPといえます。
専用木製筐体を作る