完全アンプの全バリエーション集成
このシミュレーションノートも終わりに近づいたので完全アンプのバリエーション
をリンクで拾っておきます。
完全アンプ(初代)
完全アンプ II
完全アンプ III
完全アンプIV
完全アンプB834
完全アンプBTL
完全アンプカスコード
完全アンプODNF
完全アンプフィードフォワード
完全アンプエクストリーム
完全アンプクラシック
完全アンプSEPP
完全アンプハイゲイン
完全アンプゼロディストーション
完全アンプESP
完全アンプCSPP
完全アンプD−NFB
完全アンプD−NFBアルケミスト(最終進化形)
とうとう最終型まできた。この先は単なるSITシングルアンプになるのでこれで終了である。
付録 完全アンプ誕生秘話
そのころオリビエ・メシアンを聴いていたので、「世の終わりのアンプ」という回路
をニフティサーブのはんだごて倶楽部で発表した。とてもパワーアンプとは思えないショッキングな
ものなので、有識者が見たら「こんなアンプが出るとは!もう世の終わりだ!」
という反応になるのではと思ったのである。
間もなくよりシンプルな回路に気づいたので、金田氏の完全対称アンプをもじって
完全アンプという呼び名にした。紛らわしい名前であるがそれほど混同されることは
無かったようである。(今では完全対称アンプという呼び名は廃止されているらしい。)
世の終わりのアンプの発想の元は完全対称アンプをベース電流駆動した電流演算
アンプだった。これからすぐ派生的に思いつく。
その1年以上前にはんだごて倶楽部にベース電流駆動のシンプルなアンプのスレッドが
あったのだが、そのスレッドは見落としていた。あとで読んでみると発想は全く同じで、
コンセプトが若干違うものだった。直線性にそれほどこだわって無いように思われる。
神野氏 超安定4石アンプ
部品点数が4個というのも今考えるとすごい。神野氏はこれのNFB版も計画して
いたが、作ったかどうかはログを見る限り不明である。
そのかなり前に作ったMOS−FETシングルDCアンプは、ZENのアレフ0の単なる
亜流に過ぎないが、発想の元は完全対称アンプの片方を固定してしまえばシングルDC
アンプになるではないか・・・というものだった。したがって構成はアレフ0より段数が一段
多い。