2次関数の対称合成は直線である
JFETの伝達関数はほぼ2次関数ですから、
このような式で表すことができ、
対称合成により一次関数になります。差動では強制カットオフの部分で丸くなります。
完全アンプゼロディストーション
回路
直線かどうか確かめてみましょう。
無帰還でこのような特性になります。
参考図
対称合成と差動の違い
差動では高次の歪みが現われていますが、合成すると消えてくれるのではないでしょうか。
というのは楽観的過ぎたようです。昔調べた図を良く見ると、
上下で同じように曲がるので、若干緩和されますが合成後もやはり曲がっています。
これが高次の歪みとなり音の悪さを招来している可能性があるわけです。
2次関数の描画方法