金田式の音のよさの秘密を探る 後編
ICアンプシリーズ(LM1875T)
負性インピーダンスアンプの製作
音はそこそこだが、ソフトタッチで聴きやすい。可変負性インピーダンスアンプとしてスピーカー測定に重宝している。
詳細
直線に伸びてゆくところが凄い。NFBの場合は曲がる。NFBにはなにか曲がる要素
があるのだろう。
完全アンプIII
二次歪がそれほど優位ではない。そのぶんすっきりした音かもしれない。
UHC−MOS プッシュプルアンプの製作
これまた二次歪が極端に少ない。二次歪が三次歪に変換されるからだろう。完全対称アンプの特徴が
よく出ている。
フィリップス君
Philips TDA1552Q
なるほど。甘すぎもせず辛すぎもせず大人の音がしたのも肯ける。
Sansui AU-α607
Mos Premium
ウォーミングアップの状況で歪が一桁くらい違ってくるので注意が必要。45Wまで低歪。
ディスクリートパワーモジュールで遊ぶ
あれから少し改変して5.6kΩをいれてGOAにしてある。特性は金田式とはだいぶ違う。
ZDRパワーアンプ
完成度はいまいちかも。
「水仙」
この歪の絶妙なブレンドはなかなかのもの。格調高い音がしそう。
UHC−MOSシングルアンプ
特性は悪いのに音は抜群に良いというアンプでしたがやはりこうなっていました。3Wまでは大丈夫です。
Toshiba
A1941 becomes V-FET
V−FET特性素子の完全対称アンプ。ずいぶん素性の良い特性だ。
歪率特性が直線になる場合
これからすると位置はともあれ水平な直線の場合は無歪アンプになんとなく近いものと考えられる(いまのところ意味不明だが)。