差動アンプ

FETのIdssの測定


  Jumper線を変えることにより両極性のFETを測定できる。2桁読み取る。




J-FET差動 (直線系)



  測定時+20V側にリプルフィルター使用。K117はIdssで選別したもの。





  シングルに比べ低歪になっている。対称合成が行われているのだろう。スペクトルでは
明らかに二次歪が少ない。


C1815バイポーラ差動  (非直線系)

  トラ技の回路を流用した。C1815は同ランク、無選別。


  負荷抵抗が1kΩなので早めにクリップする。2次歪みが多いのは対称合成がうまく
行われていないため。













 カレントミラー負荷  (非直線系)


  電源効率が落ちる分早くクリップする。カレントミラーは対称合成は行っているが、もはや定電流負荷ではないことが
わかる。

   シミュレーションノート  
トラ技のアンプを調べる  参照







  小信号トランジスタのペアマッチング

  やはりペア特性を揃える必要があるので、黒田氏の方法に倣ってVbeを測定する。




  NFBをかけた電圧増幅段の特性


  それほど差は出なかった。NFBの効果なのかとも思ったが、差動アンプのゲインが片方当たり2倍
という低ゲインなのでペアマッチングはあまり必要でないのだと思う。