コンパクトな設計の完全アンプ
ケースはタカチSW75S(50 x 30 x 75mm)
完成想像図
コンパクトだと製作やメンテが大変になるのだが、これは作る価値があるという確信が生まれた。
ので、とぼとぼと作り始めています。
完全アンプのポータブルタイプは2台あるが、D−NFBで無いほうは純粋な完全アンプの味わいが
ある。直接音から間接音になる瞬間とその逆が綺麗で高解像度なのだ。ゼロクロスする信号が増える
部分で真価を発揮するのだろう。
D−NFBのほうはより透明でダイナミックな音だ。
前面の穴あけはメモ用紙にこのような印をつけて行う。これをケースに重ねて半田ごてで
プスッと刺す。あとはドリルとリーマーで仕上げる。
基板完成
このくらいの密度だとメンテナンスしにくいほどではないが、配線はかなり込み入っている。
実測特性
技術的にはもう完成したといえる。
超高解像度の珠玉のようなアンプだが面白いことに音色は普通のバイポーラアンプと同じなのだ。
どこまでも透明な音を求めるならFETアンプに行くしかないだろう。