FET探検隊
海外のJ-FETを96本購入。
今から選別してヘッドホンアンプをつくる。2N5434は出力段に使えそう。
他のはいつものIdss測定器で測定したが、2N5434はVgsを適当に固定して電流を見る必要がある。
この治具を引っ張り出してくる。
Vgs=1.8Vだとみな判を押したように14mA流れるので3.6Vで測定した。
やっぱりこのような回路になる。
とりあえずBschで書いてみた。
片ch作ってみたが終段に電流が流れすぎたうえその後調整不能になった。
定数を決定するためテスト基板を作った。音も聴いたが相当良い。
2N5434の特性を調べる。
No.4と5は先ほど測定したペア。
これを見るとわかるようにあらかじめVgsに-2.5Vくらいを与えておかないと危ない。すでに3個お釈迦にした。
2段目まで組んで実測して調整しておく必要がある。
別に携帯型でなくても良いのでこちらで作ることにした。
このほうが作るのに楽だしメンテもしやすい。
参考
測定回路は上記のVRを200Ωにしたもの。4本で力尽きたが、いいのがワンペア取れた。選別にはここまで
しなくて良いと思う。
こうしてみると2N5434はなかなか有望だ。
最強のK147でもこのくらいだ。gmが小さいとピンチオフ電圧が伸びていって面白い。初段に向いている
かもしれない。K117はゲインが稼げる初段として役に立つ。
ヘッドホンアンプのファイナルに最適、かな ・ ・ ・?
20mA近辺では湾曲がきついような。VGSに3V与えれば超優秀な定電流回路になるみたい。
実測
テスト基板上に組む。
ちょっとひどいのでアイドリングを増してACバランスもとる。
こんなに良くなるとは。
つづきはこちらで。