0dB ZDR アンプ
黄金色に輝くカブトガニ4
今回最もシンプルなZDRアンプを作ってみる。
終段無帰還反転アンプ(+−をつなぐとZDRになる)
このように書き換えるといかにも補正回路らしく見える。
シミュレーターで動作を確認
補正なしのMOS−FETの特性
間隔が一定でないのがわかる(gmの非直線性)
ZDR化した素子の特性
これは素晴らしすぎる。SLC(simulation
note #2)でも見たように無歪バッファがあればそれは無歪増幅回路でもあるのである。
0dB無帰還アンプ
アイドリング 80mA オフセット 0.11V
とてもいい感じに歪が出ている。今回は3次歪もでている。
プリアンプがPRA2000なので、20Wまでドライブできる。すごいプリアンプだ。
あとは5532logic II を組み込むだけである。
変わった特性だが、面白いことにK1056単段アンプと同じになっている。
参考 K1056単段アンプ
オフセット 1mV
調整箇所はひとつとした。全部結線して歪最小になるようVRを調整する。
15Wに達すると発振する。