大容量パスコンのナゾを調べる

  このような回路で終段の電流を見る。



  B級動作になっている。




  負荷に流れる電流と電源からアースに流れる電流を見る。




  一致している。





  キャパシターから流れる電流。






  収支が合わないといけないのでこのようになる。



  示していないがR1、Rには交流はほとんど流れない。



  電流についてはC=A+Bとなっている。Bは交流しか供給できないので、直流的な部分をAが補うことになる。

   B=キャパシタ、A=電池



  Aを流れる波形は直流的な交流という変な波形になっている。



  キャパシタを47万μFに増やした場合。



  電池を流れる電流には変化はなかった。


  しかし電源の電位にはこのように差が出る。

  A 470μF   B 47万μF



  この変動しない電源が過渡特性の改善に関係していると推測される。

参考
     4700μFくらいだとどうだろうか。

A 470μF   B 4700μF



参考

  電池の動作が単純になるのはA級動作かBTL動作の場合だった。



  終段A級動作している。



  A 電池 B キャパシタ  C ファイナル+側
  



  参考

   電流を流し込んで電圧変化を見る。






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