上條氏のD−NFB回路を調べる

  気になってまたまた調べることになった。考え方はバーチャルショート電圧を
ZDRで戻しているように見える。

  逆立ち回路は電源の配置の違いでこのようなオーソドックスな回路にできる。




  無帰還ではゲインは15倍くらい。


  反転アンプなのでこのようにNFBをかけることができる。



  8Ω負荷でクローズドゲイン20倍を確保するのは難しいのではないだろうか。
これだと4倍くらい。




このアンプの特性。




  これを記事のようにD−NFB化してみる。









  改善するがごくわずかである。


  オーソドックスなD−NFB回路



  残念ながらフーリエ解析だとエラーとなる。結論はまた謎となった。


  信号波形を見て見た。






  黄色と水色を合成すれば正弦波になりそうだが、ZDRでは残念ながら歪んだまま
になる。副アンプを持つODNFではうまく合成される。