12AU7使用SRPPの設計法(といっても試行錯誤)

  12AX7のときの回路と特性





  歪み低下と出力インピーダンスを下げることに主眼が置かれたため、
対称性が犠牲になっています。



  動作点での合成の様子です。


  出力インピーダンスのアンバランスは電流帰還で補正し、アイドリングを増やしA級の部分を
確保しました。




  動作点での合成の様子


  これは私の基準ではプッシュプルと呼べます。


実測V 実測W 歪率
0.283 0.01      
0.490 0.03      
0.692 0.06      
0.894 0.1      
1.55 0.3 0.48   0.012
2.19 0.6 0.66   0.016
2.83 1      
4.90 3 3.8   0.093
6.32 5      
8 8 7.6   0.19
8.9 10      
10.9 15 19   0.48
14.1 25      
15.5 30 38   1
18.9 45 57   1.6
24.4 75 82   4.1
28.2 100 90   11
89.4 1000      
         






   驚異的低歪みとなっています。