等価回路入門

  これは入門書ではなく、私が入門するというような意味です。



  このように交流電圧源から電流が流れ出す。





  なるほど。


  このカソード接地回路を等価回路風に書く。


  gmは電圧源をある変換率で電流源に変換するものである。出力抵抗はパラに抱かせれば良い。






  ではさっそくゲインの式を導いてみよう。



  図をよく見ると、負荷抵抗が並列になっているから、並列の式を知っている人なら、
上の式が一発で出てくる。






  さらに簡単に出てくる。


 

  このように簡略化し、



  このような図に落ち着く。



  図を見ているだけですぐ導かれる。

  これは簡略化しすぎと思う。



たまには交流電流解析もおこなう。


  等価回路の計算にも数学プロセッサーを使う時代がきたようです。

  MAXIMAによる式の求め方



  これはいいですねえ。


  電圧源で表現した等価回路



  μ倍に電圧増幅された電圧源からrpを介して出力されます。






  これが成り立ちますが、シミュレータでは、






  こうなります。

  又、








  このように合致しています。


  かつ氏公表の、SRPPの式(ホームページより引用)



  こう書けます。





  R=2.625kと計算されますから、こう書いて






  ゲインはよく一致しています。