非直線性により生じた混変調歪みはNFBにより無くすことができるのか(その1)
バイポーラでは特に歪が多い。
しかし、電流帰還をかけるとそれほどでもない。
負荷抵抗をいれて、信号を電圧でとりだす。
このような結果になる。(バイポーラ以外は省略)
NFBをかけて直線化すると、
きれいに消えている。
オープンループ特性を故意に悪化させてみると、
やはり消えている。
このように、裸特性での歪みの多さや帯域の狭さで混変調歪が悪化するという証拠は得られま
せんでした。
しかし、現実のアンプではいろいろと怪しい現象が観察されていますのでさらに検討が必要
でしょう。