電流帰還型アンプを調べる
アキュフェーズに採用されている電流帰還アンプのしくみはこうなっています。
帰還抵抗の値を変えることによって、ゲインが設定できます。
このようにR5の値を変化させると、ふつうの電圧帰還アンプと同じに見えますが、
このように、R4のほうを変化させると、このようになります。
この結果を以て電流帰還型アンプはゲイン設定によって周波数特性が変わらないとよく言われますが、
私のような者はえー?と思ってしまいます。
正確には、R4を変化させたときに電流帰還型アンプでは周波数特性そのものが変わる性質があるが、
電圧帰還型アンプはそういう性質を持たない、となるのではないでしょうか。
このほうの言い方を私は好みます。