ニ段差動アンプの問題点


  2段目で合成するときに経路の長さの違いが、なにか悪影響を及ぼす
のではないでしょうか。Aの方がゲート接地、カレントミラーの分信号経路
が長くなっています。もし180度位相がずれていればその信号は消えてし
まうはずです。



  位相特性

  50度くらいはずれていますが、大したことはないようです。

  周波数特性




  反転アンプ化すると、少し経路が近くなります。



  位相特性

  それほど変わりません。カレントミラーの影響が効いているようです。


  周波数特性

 

  それでは出力を合成してみます。高域特性ががたっと落ちるでしょうか。



  位相特性



  周波数特性


  若干落ちているようですが、たいしたことはありませんでした。


  アンプについて評価しておきます。


  DCスイープ



  ゲイン


  出力インピーダンス


  周波数特性


  位相特性







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