インピーダンスと損失の分離
能動素子を使えば低損失で高インピーダンスが実現できます。
このように抵抗ではその抵抗値がインピーダンスになります。
FETで定電流回路を構成すると同じ損失で高インピーダンスが
実現します。約24倍になっています。
カスコードをつけるとこうなります。
これは定電流回路に応用すればいいのですが、いろいろ示唆も
得られます。
もし高インピーダンス出力のパワーアンプがあった場合、大電流を
とりだしたときにアンプ内の損失が莫大になると考えがちですが、実は
そうでもないのです。
上のことを考えあわせれば容易に想像がつきます。
目次に戻る