電流正帰還アンプの出力特性

  電流正帰還アンプの出力特性をカーブトレーサーで見ることが
できれば、負性インピーダンスかどうかが一目瞭然となります。

  そのためには電流検出抵抗をこの位置にいれます。



  出力電流を検出し、しかも入力と逆位相となるので簡単に正帰還が
かけられます。




  帰還前





  出力インピーダンスはほぼゼロです。


  出力に8Ωの抵抗を直列にいれます。





  Zo=8Ω になります。


  この状態で、検出抵抗=0.33Ωで正帰還をかけます。





  全体で4.7Ω、アンプ部分は-3.3Ωとなり、ちょうど良い値です。

  次に検出抵抗=0.68Ωにします。



 


  Zo=-6.75Ωになります。実際にはこんなに下げることはありません。



目次に戻る