K30Aをゼロバイアスで使う
これがシミュレーターで見たK30Aの特性です。Idssを越えても
電流が増加しつづけ、むしろ+領域のほうが直線性が良いようです。
ゼロバイアスで2.1mA流れます(=Idss)。
差動アンプでIdssを越えた電流を流すとどうなるのでしょうか。
このように定電流回路の電流値を設定しておきます。
何事も無かったようにそのまま流れます。
ゲートリ−ク電流を測っておきましょう。
0.7Vを越えると危ないようです。
差動アンプのコンベンショナルな設計です。
今回のゼロバイアス動作の特性を見てみましょう。
クリップしない範囲が広くなり、全体的に歪みが少なくなって
いるはずです。
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