プレート出力とカソード出力







　　これがおなじみの三極管のプレート出力です。

　　このようにカソード抵抗を定電流源でドライブします。これによって発生する
カソード電流は、ドレインには流れ込みにくいので負荷の方へ流れます。

　　負荷にはドレイン電流も流れ込むので、

　　　　　　ドライブ電流＜＜カソード電流

　　となるようにカソード抵抗値を設定します。




　　このようにプレート出力とほぼ同じ出力インピーダンスが
得られます。

　　この回路はＳＲＰＰと似ていますが、要するに２段アンプのカソード出力
なわけです。

　　　　　　ドライブ電流利得＝カソード電流利得

　と設定した場合のみＳＲＰＰと呼ぶことができます。


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