SLCの効果を見る

　　

　　入力を−２Vから＋２VまでDCスイープして、ダイヤモンドバッファの
入力と出力の信号の差電圧を調べます。差が無ければそれは無歪み
バッファです。



　　このようにIc の変化でVbeも変化します。



　　このようにSLC化してみます。

　　電圧増幅をさせてみます。


　SLCでない場合。


　




SLCの場合

　　２段目をカレントミラー化して電流合成しますが、その際初段をA 級動作に
しておく必要があります。



　このようにダイオードで下駄をはかせてアイドリング電流を流しておき
ます。



　　　　DCスイープした出力


　　このように合成しただけでかなりの直線性が得られました。

　　SLC無帰還フラットアンプ




　　みたところどちらも直線です。実はＳＬＣの効果は逆関数合成であり、高次奇数次歪も打ち消すことができます。



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