FEEDFORWARD
歪を予測して、最後に歪打ち消し信号をずばっと交ぜる・・・・。
途中に交ぜるのでもなく、最初に交ぜるのでもない。予測はどうするのか?
実測するしかないだろう。しかも最終結果を実測するわけにはいかない。
これらを勘案してできた図がこれです。NFBがあとだしじゃんけんのようで
嫌な人はこういったアンプが嗜好に合っているかもしれません。
上下出力段の電流と合成電流を調べる。
下側が補正信号を出力しているのがわかる。
DC解析
出力範囲が良く伸びているが歪も結構大きい。
FEEDFORWARDの不利な点
1 最終点でミックスするので必然的に歪信号も増幅し出力段も用意しなくてはいけない。
だからその段階で歪む。
2 低インピーダンス出力どうしではミックスできないため、電流出力アンプにするか、
またはバランスアンプなら、8Ω負荷を通して相手のアンプをみているから安全に信号
をミックスできる。
真空管アンプへの応用