非分割振動スピーカーを調べる

  資料確認中。

  利点    構造・原理 周波数特性の提示 歪み特性の提示 ホログラフィ画像 その他 用途
ソニーーAPMシリーズ 平面波 分割振動が少ない ハニカム振動板 多点駆動         オーディオ
テクニクス平面振動板   同 コーン充填ボイスコイル駆動         オーディオ
フルヤマ平板スピーカー   同           オーディオ
ボイスコイル振動板スピーカー   同 円盤状ボイスコイル         オーディオ
リニアム 線音源 分割振動が少ない 双円筒型プリントコイル方式         オーディオ
DP(ダイナミックプリーツ)スピーカー 平面波なので距離による音圧の減衰が小さい プリーツ状フィルム振動板         ヒーリングサウンドシステム
ビクターDDスピーカー(Direct Drive Stic Speaker) 分割振動を抑えた明快な音場定位 振動板の外周をボイスコイルで駆動

特殊形状ポリエーテルイミド振動板

   ○       オーディオ、AV
               
テクニクス 低歪み樹脂振動板 同心円分割振動が少ない 偏肉構造 樹脂振動板    ○   ○  ○   オーディオ、AV、カーオーディオ

 

コンデンサー型スピーカー

  利点 構造・原理 周波数特性の提示 歪み率特性の提示 ホログラフィ画像 その他 用途
クオード              
マーチンローガン              
STAX              
アポジー            



  非分割振動フルレンジとODNFパワーアンプの試聴



  コーン型フルレンジでは、頭を微動させると位相感が変わる体験をしたが、この場合はそのような現象が
なく、おおざっぱにうごいても音像の位置はそこにあるように見える。

  したがって、頭の少ない動きで微妙に位相感が変わるのは分割振動のせいであると結論づけられる。

  NFBアンプで普通のフルレンジを聴くと、情報量は多く、音は散乱しリッチでゴージャスに感じる。そしてやや
ソフトタッチになる。

  ODNFアンプでDDスピーカーを鳴らすと、情報量は減る感じだが音像が明確、あいまいさがない音になる。

  音を曖昧にしている要因は、分割振動とNFBと両方あるということである。それは音楽を聴く上でどうしても
排除しなければならないものでもないので、今でも一般に受け入れられているのである。

  コーン型ツイータはドーム型とくらべ音が散乱するという説とも合致している。