海外のバスレフ設計法

  Cook Bookにあるバスレフの方式でFE103のバスレフを設計してみました。

  fb (Hz) Vb (L) foc Qoc    
SSB4 80 3.7 135 0.59    
SC4 87 3.7 135 0.59    
QB3 91 3.8 135 0.59    
Fostex 110 6.15 116 0.5    
Kamakura 109 2.24 162 0.7    


  さすが、全部Qoc=0.59になっているようです。これだとフラット設計が可能ですが、すこし低めのチューニングも
許容しているようです。そうするとボリュームを上げたとき良いバランスになります。




  一方FOSや私のはチューニングが高く、中抜けを嫌ったものになっていますが、これはFEシリーズが音量を上げると
歪みやすいことを考慮してあるのではないかと思われます。

  小音量でバランスするような設計なのです。

  尚、私の鎌倉は負性インピーダンスアンプで駆動すればフラットな特性が得られます。