FE83Eバスレフ II の測定

  FOSTEXの推奨箱が6Lであることを考えると、2.3Lのこの箱は無謀のように思えますが、
負性インピーダンスアンプのおかげで必要な電磁制動が得られています。




  電圧波形を観察し、速度負帰還の様子を見ておきます。




  バーストで低域の周波数特性を見ると、聴感に近い測定データが得られます。連続スイープでは
なにがなにやらというデータしか得られません。





  このくらいの入力でFE83Eは異音を発し底を打っているが判るが、データは見事。勿論音楽信号では
そのようなことはない。





 今回このようなデータが得られたが、コーンに関しては今後は密閉で測定したほうが
よいと思われる。

  何故なら空気制動入門で書いたように、密閉とバスレフではQはほぼ同等で、密閉
だとダクトの音を拾うことがないからである。