ユーロ+真空管+MFB
はじめに
音色のすぐれたユーロスピーカーを真空管で鳴らし、かつMFBもかける
という試みです。大変有望な方式ですが、そこまでやっている人はあまり見
かけません。
溶け合うようなハーモニーを実現するためには、アンプをいくらよくしても、
スピーカーにいくら対策してもだめで、アンプでスピーカーのfo共振を抑えて
しまうのが最大の効果をもたらします。
ユーロユニットの場合は検出コイルを持たないので当然電流正帰還方式と
なります。真空管アンプにはKT88AST仕様を用います。
実験開始
まずこのユーロ2ウェイをバスレフ化します。計算してみると、直径3cmのダクト
では、
ダクト長1.2cm fd=91Hz
ダクト長2.4cm fd=75Hz
ダクト長3.6cm fd=66Hz
となります。実測してみると、
ダクト長2.4cm
ダクト長3.6cm
のような感じになります。今回は2.4cmを採用しました。
Frequency response
ダクト部音圧
ダクトの塗装中。
低音過多の状態になったので、ネットワークを変更しました。