簡易な測定系

 
  オシロはパソコンで代用し、トーンジェネレーターはパソコンかCD−Rで代用します。


伝達特性を見る


  1kHサイン波ではマルチメーターのACレンジで0.7Vのとき、ピークが1Vということです。





  1kHz三角波では0.58Vのときピークが1Vです。しかしパソコンでは、1Vではクリップします。




  電流検出抵抗はコレクタ側に入れるのが正しいですが、Cでカットするのが面倒なので
こちらに入れています。少し電流帰還がかかり安全面では有利です。



  プリで適当に増幅して、パソコン内でクリップしない程度にします。もっと入力を大きくするには、
パソコンの前でアッテネートします。



実測  K135各種




  保守用に出回っている外国製K135があるので、調べておきます。





  これによると海外製(F1)と日立製とはペアを組めないことが予想されます。

  音質が同じかどうかは、それぞれ作ってみて比較することになります。

 またそのままHMA9500IIに差すと、危ないかもしれません。事前にアイドリング電流を予測しておかないと
不安です。(うまい具合にA級アンプになったりして。)



  折れ線電流帰還を調べる


  シミュレーターではこの定数でOKでしたが、


実測




クロスオーバー歪みを見る



  実測例  モジュールVII UHC−MOS






  周波数特性を見る。

  8Ω負荷で電圧を見ます。

  モジュールV


  参考 

  これがフラットと考えられる。(このハイ落ちはCDプレーヤーのせい。)


J-FETを調べる。

実測回路









電流帰還をかける








 まだまだ歪みがあります。


V-FETを調べる










差動アンプをクリップさせてみる

  差動アンプではクリップしたところがテール電流です。




実測回路




  上下対称になります。

  クリップしていないときは、このようにかなり2次歪が少なくなっていますが、


 R4を調整すると、最小にできます。