パワーアンプIV パワーJ−FETパワーアンプ

エンハンスメントタイプの石を購入した。10kΩのサーミスタを接着する。     












回路はパワーJ-FETアンプIII と同じである。




このような基板を二つ作る。電源オン時のミューティング回路は後で入れられるようにしている。






組み上がったので調整した。シャーシはタカチHY133-43-23SS、スイッチング電源は48V、
10Aのものを二個用意する。保護回路は金田式である。





右チャンネル オフセット0.6mV、アイドリング26mA




左チャンネル オフセット8.4mV、アイドリング12mA



アイドリングは少なめだが、使い慣らしたあと200mAくらいにしてみる。過去に聴いたことがないような
素晴らしい音で鳴っている。


   完成写真




















シンプルな構成なので写真で全貌が推測できると思う。



パワーJ-FETアンプ I Vをメインシステムに入れて聴いている。ボブ・ジェームスとキース・ジャレットのアルバムで
これまでのパワーアンプとは異次元の音がするのを確認している。今回はザ・バンドのミュージック・フロム・ビッグ・ピンク
を聴いてみた。深みと重量感と優しさのある音。複雑で上質のロックアルバムということが今回聴いてみてやっとわかった。