パワーJ−FET パワーアンプ II
音を聴いてみたいのでInfineonの石でもう一台作ってみる
回路図と基板図
基板は一回り小さいものにする。時間的、コスト的にかなり有利である
半分組み上がった。
バイアス電圧を作ることに成功した。
終段をつないでアイドリングをみたところ、150mA流れたのでMOS
FETを5個にした。
その結果アイドリングを35mAくらいに設定できた。
33Ω負荷でDCアンプにしたところ。アイドリング、オフセットを調整した。
これで片チャンネルが完成した。
もう一つ基板を作らねばならない。
部品のせに52分かかった。
裏の配線に1時間43分かかった。
MOMOの時間貯蓄銀行の例に倣えば、この基板には私の時間が2時間半分詰まっている。
組み上がった基板をシャーシに積んでテストする。出力端子をアースに接地する電流メカモードである。
バイアス電圧の発生を確認。左右違っていたり、変な電圧が出れば遡って確認する必要がある。2.4Vなのでこれは合格。
終段をつないでアイドリング電流を見る。32mA、22mAとなっている。おそらく合格。
33Ω負荷のDCアンプモードにして出力オフセット、アイドリング電流を調整する。それぞれ1.1mV、42mAとなった。
アンプ一丁あがりである。ただし時間貯蓄銀行から8時間ほど下ろして使ったことになるだろう。
基板一つが2.5時間、その他3時間である。
音を聴いてみる。事前に32Ω抵抗負荷でオフセットを見る。安定を確かめてからスピーカーを繋ぐ。
このアンプは自作のプリを繋ぐと電源の保護回路が働くのでiPodをソースにして聴く。
前作のJ−FETパワーアンプと同じ音と言って良さそうだ。低音はパワフルで芯があり、高域はふんわり、
爽やかである。
特性
出力が小さいがちょっと理由は不明。
参考 J−FET パワーアンプ一号機
こちらは文句なしの特性だ。