12AU7 SEPPイコライザーアンプ

シャーシから作り始める。





 ここまで来た。






  回路はバイアス用のZDの定数を変えるだけで動作すると思う。データシートの伝達特性を見る。

  12AU7はバイアスがやや深い。




これからすると18VのZDにすればいいと思う。



組み上がったところ。たまたまだが東芝の通測用の球になっている。





基板は作るつもりだが、ZDを追加したものを流用したのでとっても速くできてしまった。





いつもの回路になっている。  









Rchから調べる。球を外した状態で、電圧メカ動作にしてグリッドに与える電圧を見る。6Vくらいになっている。




ヒーターの点灯状況を見る。




球を挿した状態で、電圧メカ動作のままカソード電流を見る。1mA流れている




 ACアンプ動作にして安定を確認後、測定した。



二次歪みが多くなっている。ペアとりされていないからだろう。






音を出すところまで漕ぎ着けた。機材はシュアーV15 type III 、プリアンプ III、L oーD HMAー9500 II 、FE203 バックロードである。





すんなり音が出た。伸びやかで柔らかで爽やか。こんな音がするアンプは他にはない。素子の中で最高の音がするのはやはり
真空管である。