真空管式光電イコライザーアンプ
NFJ社のプリアンプを利用する。
非常にコンパクトなので基板がそのまま使える。イコライザー部とフラットアンプ部という構成である。
12V 1Aの外部電源だけで動作する。イコライザー部には3W級のDC
DCコンバーターを搭載する。±15Vの生成を確認したところ
光電式イコライザーバッファともいうべき心臓部が姿を現した。
電源四つ、フィルター二つ、バッファ二つ、反転回路からなる基板で、フラットアンプを繋ぐと光電式イコライザー
になるという代物である。例えばオールFETアンプをつなげばFidelix式となり、SatoriアンプをつなげばSatori式に
なり、真空管式のSEPPに挑む事も可能だ。アンプのないパッシブ型も成立する可能性もある。まあ上手く行けば
の話であるが。
回路図と基板図を示す。
組み上がったところ。
タカチのケースを利用した。
ノイズフロア (歪み率5%時)
SN比は90dB近くある。
周波数特性
歪み特性
試聴した。
ハッとするようなところは少ないが、ギターの音色はなかなか良い。