電流帰還増幅段パワーアンプ  


電流帰還型プリメインアンプを改良して高出力化する。そして音質も確認する。


改造前の基板




この様なちょっと豪華な回路になる。2段目をカスコードにしたのは素の回路ではアイドリングが漸増してゆくのがわかったからである。




今までの印象ではマークレヴィンソンの回路が良かったので、これも良いと感じるかどうかが焦点となる。汎用部品の汎用回路で
ハイエンドオーディオが成立するのか。多分成立するのだろう



 Aシリーズをリファインするにあたって保護回路も新しくした。





±40V電源用である。



シャットダウンテストを行ったところ。





いろいろと役立ちそうだ。




さて安定に動作させるまでいろいろあった。決め手は位相補正用高耐圧コンデンサーだった。33Pだと突然寄生発振する。










8Ω負荷での出力測定





テスト用スピーカーで事故がないかみる。



安定度がわかったのでリファレンスシステムで試聴




ゆったりとした大人の音だ。出て欲しい音が余すことなく出る。放熱器に余裕がないので長く聴くにはもっと大きいシャーシが必要だ。