回路研究 JBL SE400S


  オリジナルの回路はだいたいこのようなものである。部品はだいぶ違っている。







MOSPEC




STマイクロ




サンプル数1だがこのようになった。





初段の動作を見たところ。




部品をほぼ載せ終わる。




  作りながら回路と定数を変更してゆく。こんな感じになった。







  バイアス回路にNPN TRを使う場合。


基板が出来上がる。



出力段



調整に成功したところ




ケースはタカチCUー23Nを用いる。







もう一つの基板が完成したのでケースの加工に入る。












どうすれば良いか分かっているので、こんな感じで進んで行く。

両ch調整可能の段階までクリアーした。




あれからしばらく経つが小さなトラブルが続いてしまった。

まずサイン波信号を入れてスペクトルを見ると信号は出ているがフロアがブンブン振れている。寄生発振っぽいので
位相補正Cを挿入した。これで収まった。100Pくらいでなんとかなった。

歪み特性の測定で、やっているうちにヒューズが飛んで、A606と終段のNPN、PNPとも壊れていた。まあこれはすぐ
修理してひとまず完成した。







音はこれで聴けるが、電源投入時のポップノイズが大きいのでミューティング回路を挿入した。



これで気軽にいつでもすぐ聴けるようになった。アイドリングは安定している



ベイシーで使われているJBLアンプを真似て作ったので、気分はベイシーと言ってもいいだろうか。
いやよく無いという人もいるだろう。

この軽やかな元気のいい音はその気にさせてくれる。



なんだか格好いいアンプだ。