かばんに入れて持ち運べるB−3 じゃなくて Bー1

 2005年に作ったCA6をリニューアルする。向かって右のほうである。






新たに軽量級の電源を用意した。重さにして3kg強である。









  休日にワイヤリング作業を行った。

  まず交流100Vを配線して電圧が来ているか確認する。




  次に直流電圧が正しく出ているか確認する。




  コネクタ部分の電圧を確認して完成となる。





  回路はほぼ同じだが遅延回路を入れるスペースを用意している。











  もう片chの基板



  片chの基板が完成した。




  ケースに搭載したところ。いい感じに納まっている。






  いよいよ電源をつないで動作を見る。




  うまく調整できた。アイドリング20mAで安定している。



両chできたので音を一日聴いてみたがソフトな感じがする。そのあと測定した。






 
 三次歪が途中から増加しているようだ。改良して見ようと思う。



  改良中に2SK213が一個亡くなり5Aヒューズが2個飛んだので、やはり保護回路を入れることにした。測定中に
電源ノイズも確認したので何らかのフィルターも後で入れようと思う。

 ドライブ段を強化した回路






  リプルフィルターを入れた。


  このようになる。








  完成。安定に動作している。


  DCオフセットは大変良いレベルでミューティング回路も不要である。

歪み率を測定した回路を示す。









この後C4382をK214に変更した。



  メインシステムで聴いている。音は申し分がないし使い勝手も大変良い。







  
  最後にカバンに入るかどうか試してみる。






  電源部の重量は4kg弱となっている。


  令和6年1月5日追記

 高域を持ち上げるフィルターを入れることにした。定数はこのようになる。





 このように組み込んだ。




  改善度は素晴らしく、我が家の半導体アンプのトップに躍り出た。



(つづく)