パワーアンプ III 第一基板 DCパワーアンプ
パワーアンプの方もIIIまで作るつもりなので少しづつ構想を練っている。II で最大級となったためIIIはコンパクトなものにしたい。
ケースはプリと合うようにHY 70ー33ー23 BB
にして電源一体型にこだわりたい。電源にはTDKラムダ製スイッチング電源RSW100Bー24
を使用する。2台で±24V 4.5Aのローリプルの電源が実現する。
このような大きさと配置になるだろう。片面紙エポキシユニバーサル基板
Bタイプ (95 x 72 mm)も配置する。このアンプは45Wくらい
になるが、パラプッシュプルを用いるなど高級仕様なものとなる。
金田式保護回路を縮小した物を搭載する。
省略していた抵抗を回路図の通りに入れた。これで3.5Aの時にシャットダウンするはず。以前のだと2.5Aになる。
ピンをショートしてシャットダウンの確認だけ行った。
最初のアンプはマークレヴィンソンのML−2を参考にした回路
オルタネート型LED付きプッシュスイッチ
今回はこれを使用する。
荷物が到着した。
実物と合わせて大きさを見る。
これはなかなかのものだ。
この後の穴あけが難題である。
手が痛くなったが今回はこつこつとハンドドリルとリーマーで完成させた。
出力段をつなぐ前にバイアスをチェックする。
アイドリングとオフセットを見る。
これで大体完成
メインシステムにつなぐ。安全のために入力にVxフィルムコンを入れておく。今まで聴いたバイポーラアンプとかなり違う印象だ。
ポップノイズが大きいのでミューティング回路を付加する。
これで毎日気軽に聴けるようになった。切れ味が鋭いわりには音が柔らかく、深く広がりがある。小型アンプにしては力があり、
ありとあらゆる音が聴こえてきて複雑な味わいがある。これがバイポーラの特徴なのだろう。