ポケットアンプ8
ワイヤーと半導体だけでできたパワーアンプを作る。抵抗を無くすためにまず終段エミッタ抵抗はアイドリングを確かめた後
ショートする。帰還抵抗は極細ニクロム線を試してみる。問題はオフセットの調節である。結局オフセット調整は極小CRDを追加
する方式で落ち着いた。0.1mAタイプはバラツキがあるのでそれを利用する。適当に選ぶとオフセット6mVまで追い込めた。
両ch完成した。音は申し分ないもの。静かで深みがあり力強さもある。バイポーラの鏡と言えるアンプだ。
CRDに抵抗が入っているのではという声に対してはこの様な回路を考えた。
0.1mmニクロム線が入手できたのでこのような物をつくった。
140cmで200Ω、105cmで150Ωとなった。ポケットアンプには入らないのでKC8に搭載する。
ポケットアンプではスペースが無いのでKC8に搭載する。
Wire with gainはこのような音になる。やわらかくしなやかな音がする。