Blackbird
薄型のボディに最高の回路を搭載する。
やはりこの回路になる。繰り返し作って実績をあげることにしよう。
アイドリングを10mAにしてテストしてみると最初に30mAくらいオフセットが出て5分くらいで2mVあたりに
落ち着くようだ。上條氏もこの回路では50mVのオフセットに苦しんでDCアンプを諦めたという経緯がある。
両ch乗っけると発振が止められなくなった。しばらく手を尽くしてみたが諦めてHCAで行くことにする。
音はこちらの方が純度が高い。雌伏数か月、いよいよBlackbirdが飛び立つときが来るのか。
組んでみると片chの出力電圧が調整不能で音もボリュームを上げるとすぐ歪む。発振対策を
いくつか試みたがギブアップした。
今度はパワーアンプで成功した回路を載せてみる。終段はバイポーラに変更した。
今度はうまく行った。音もこれまでに無いような魅力的なものだ。
電源にDCDCコンバーターを入れることにした。オフセットの調節が楽になる。こちらのほうが
お奨め。
(つづく)