2013年の音楽生活2

  水仙がそろそろ咲き始めた。




  K1529、J200にお色なおしして聴いている。アイドリングをずっと見ているが48mAになって
ほとんど動かない。アイドリング安定化回路が本当に必要なのか。出力ショートのとき0.47Ωが
猛烈に発熱して危険を知らせてくれてアンプが助かったし。



  音はクリアーなのものでとても気に入っている。

  作ったアンプを聴きながらコーヒーを飲んで、特性図を描くというのが定番の楽しみとなっている。
最近の悩みのるつぼはあまり面白くない。

  

  スケルトン1より歪が多い。電圧増幅段の違いだろう。


   DVD Bob Dylan   No direction home

  ディランの魅力は彼の言う通りレコードからではわからない。映像で見るともっと甘い声がでているし
吸い込まれるような瞳で歌う姿は一度見ると病みつきになるかもしれない。

  ブーイングに対してはかなりナーバスになっていたのだろう。かといって聴衆に媚びるのは嫌いだし
妥協点がソロとバンドの二部構成なのだろう。裏切り者ユダと野次られてから8年間コンサートが行われ
なかったというのは編集だとそう見えるがそうとは限らないだろう。バンドだとビートルズのようなのと比べ
られるのでインパクトが減じてしまったことを考えると活動が行き詰まっていったのは確かだろう。



  音がものすごく良いのでJ103もC1815も素晴らしい働きをしているのだろう。もしここに新しい石を入れて
テストすればその石の素姓がわかるかもしれない。


 


 簡略型だが黒田式電圧増幅段をテストしてみる。




  水仙が次々と咲いている。



  旅行用のセット

  FF85K伊集院 + fostex-K308でユニットを保護



  スピーカー重量 = 1.1kg、アンプCA3 + ニッケル水素電池 = 1.1kg

  総重量3.3kg

  電池駆動だとCA1の方が良く鳴る。





  標準となるスケルトン2と音を比べてみるとスケルトン6、CA3、CA1ともどもそれほど遜色ない出来であった。
いやみんな凄い音を出すと言ってよいだろう。


  CA2基板

  この電流経路はB級動作の場合半波のフラックスを出すので面積を最小にして入力経路から離すのが
常道だ。近いうちに改良しよう。

  


  魯迅の国からデジタルアンプが届いた。3200円くらいする。






  重量は電源込みで600g。抜けのよさはうちの10Wアンプ群に匹敵している。しかししばらく聴いていると微妙に
ざわついているように感じる。このとおり測定してみるとSN比が少々悪い。


  A day in the life

  今年もゴールデンウィークが近付いてきた。Freecellに一日を費やすA day in the lifeだがせいぜい60個進む
だけなので今年はやめておこう。そのかわりにFreecell格言集を作ってみた。

  「失敗してわかるこれは難しかったのだと。」

  ああこれはだめかなと思って配置を見るとAが上の方にある。最初に気づいて細心の注意を払えば
なんとかなったかもしれない。だが失敗してからやり直す方が楽なのだ。

  「楽勝の人生」

   最初からAが総て上がって広大なスペースもある。若くして大金持ちになったような感覚だ。どんな手を
打っても負けることはない。人生もこんなだったらいいのにと思いつつゲーム処理をするが、この感覚はゲーム
だけにとどめておくのがいいだろう。


  「ゲームは麻薬と同じ、Freecellは仕事と同じ」

   ゲームは脳を直撃するので麻薬のような耽溺性があると言われている。確かに現代大戦略をやりだすと時間
だけがどんどん過ぎ去ってゆく。ご飯の時間が来ると食べて、またゲームをやりだす。ゲーム廃人になる手前だが
あることに気がつく。脳だけが活発に活動するが体が全然楽なのだ。だから数日間なら体を休めるのに良いかも
しれない。

  Freecellは早く数を片付けて休憩しようと思うので麻薬のような耽溺性はないと思う。

  「神様の贈り物」

  どちらかというと簡単にできてしまうゲームは価値が無く、知恵を絞らないとできないゲームは宝物なのだ。人生でも
こういう感覚を持たないといけないのだが。なかなか難しい。


  ポケットパワーアンプをバッテリーと重ねてポタアン化して聴いている。



  このくらい物量を投入するとさすがにPHA-1もたじたじになるのではと思える。
音質も山水のプリメインアンプを持ち運んでいるような感じだ。


   いつのまにかバラが咲いている。



  庭を見るとこんな状態だ。




    映画コレクション鑑賞が二巡目に突入した。印象に残ったのを二度見しながら残りをひろってゆく
という感じだ。

   マルホランドドライブ

  これが傑作なのは言うまでもないが、二度見てネット上の解説を読んでやっと意味がわかった。
冒頭の映像と音楽がとてもかっこいい。凄い美人が出てくるが女優ではなくマネジメントスタッフの役だ。

  フリック

  日本映画にしては珍しい、変ったテイストの独創的な映画と思う。妄想と現実が平行的にでてくる
ところはマルホランドドライブに類似しているが、どれが妄想でどれが現実かを特定しようとしてもでき
ないように思えた。最後はいったいどうなったのかが少し気になるが最初から全部妄想だとしても
成り立つので考えても無駄というのもある。


  メモ帳

  芦川いづみ  山口いづみ
  香川京子   香山美子
  浜村純     浜村淳
  小林カツ代   勝間和代

  混同することがあるので要注意だ。

  キャンディスバーゲン
    女優兼カメラマン。キャノンの一眼レフを持って"It's my type"と言っていたCMがあったが
 ネット上にその痕跡は無い。

  そうこうしていると「風とライオン」という映画に主演女優で出てきたのでよく観察しておいた。





  To3型半導体が使えるようなケースを考えてみた。タカチのKC5-13-15GSを使っている。


1万円台のカーブトレーサーAtlas DCA ProでK79を測定した。確かに今年は面白いことが次々に起こ
ってくる。

Test Result:
N-Ch JFET
Green-G, Symmetrical Src/Drn
Vgs(off)=-1.88V at Id=1uA
Vgs(on)=-0.82V at Id=5.01mA
gfs=8.9mA/V at Id=3.0mA to 5.0mA
Id>12.00mA at Vgs=0.00V and Vds=3.75V








K30A





  バイポーラトランジスタ




辺境萌え  コロレンコ著 森林太郎訳 樺太脱獄記 

  明治時代初期のヤクーツクの集落の様子やら、樺太の牢獄からボートでアムール川河口に渡り、ニコライエフスク
近辺まで逃げてゆくという体験が綴られている。辺境萌えとしてはこれ以上の設定はないといえるだろう。

  森林太郎の訳もわかりやすい。青空文庫で読むことができる。


  ユリとバラ






(つづく)