YAMAHA H.C.A回路採用パワーアンプ
シミュレーターではこうなるのだがこの回路は電流入力の上下対称カレントミラーなので
入力インピーダンスに考慮が必要になる。
100Ωを増すと電流帰還がかかりゲインが小さくなり、減らすとUA741に負荷がかかる。
ここがB級動作になったらあまり意味がないのだが。A級増幅段を間に作るべきだろうか。
今回入手したμA741CNの耐圧は±22VなのでLEDは必要ないだろう。Q1とQ3、Q2とQ4は熱結合する。
この定数では1Wまでしか行かなかった。だが結構低歪だ。
このように変化する。
これに決定した。
両ch完成。しばらくはアイドリングを監視しながら音を鳴らしている。安定度は問題なさそうだ。
底力とヌルヌル感がある。バイポーラでこんな音は聴いたことがない。
ゴールデンウィークはこれで楽しもう。
最近のやりかただとここまでシンプルにできる。こちらのほうが良さそうだが古い回路として残しておく。
ディスクリートにするならこういう感じになる。
(つづく)