トランスリニアバイアスアンプ
トラ技からヘッドホンアンプ基板が出たので購入した。
ちょうどHA−3の筐体に入る。
こんな特性だった。最大出力はもっとあるかもしれない(測り方にテクニックが要るので)。
トラ技7月号に倣って上條氏の回路のスイッチングの様子をシミュレーターで見る。
これはなかなかカットオフしないように見える。
アイドリングを10mAくらいにして他のも全部調べる。
ダイアモンドバッファ
カットオフしているかも。
ワイドラー型カレントミラー風バッファ
これはおそらくトランスリニアバイアスになっているだろう。
ディスクリート回路につなぐと音もあまり良くないが、オペアンプにつなぐとなめらかないい音になる。
結局これがトランスリニアバイアスの基本形になるのだろう。
ウィルソン型カレントミラー風バッファ
カレントミラーと書いているがこれらは電流増幅しているのでやはりカレントミラーではない。
この二つはダイアモンドバッファと比べて上下の波形が揃うという利点がある。
ダーリントン接続
トランスリニア型ダーリントン
オペアンプを使わない場合はこれが最もシンプルなものになる。
参考 ヤマハ H.C.A回路
上條氏の回路。バッファタイプはずいぶん手軽だ。
上條氏のレプリカ回路
コモンゲートレベルシフト回路
これはノンスイッチング回路になっている。動作はよくわからない。
(つづく)