準コンプリバッファ 実測編



  わりと有名な沖電気のC2193。




  定数を考えているところ。



  考えても決まらないので大晦日にひそかに実験回路を組んでおいたのを元日に測定する。
これが初歪の出だ。















 準コンプリバッファ






  ここまで拡張してやっと特性がとれた。やはり特性は良くない。


 

   


  電流帰還バッファ





  これはこんなところか。


  6石ヘッドホンアンプ



  実験する前からこれは完成度の低いアンプになるだろうとわかる。3段目のコレクタ負荷抵抗が
小さいのでオープンゲインが小さくなる。よってNFBがほとんどかからないのだ。



  とはいえこのようなヘッドホンアンプにして音を確認しておこう。


  最終回路

  いろいろあってこのような形にまとめることにした。








  6石アンプは意外と音がいい。


  最初の話に戻ると、以上の検討結果から準コンにするには基板スペースが足りなかったのと、
性能の面で芳しくないことより少々贅沢だがC2193にはSEPPで行ってもらおうと思う。


   SEPPアンプ2題


(終わり)