LM386 アンプ
ナショナルセミコンダクター社のLM386はワンチップパワーアンプで
最大0.3Wの出力が得られます。
単3電池4本を内蔵したコンパクトなアンプです。
雑音歪率特性
8Ω負荷で0.3Wは、いっていませんが、バックロードを鳴らすと
面白いパフォーマンスを示しますが、今となっては欠点もよくわかります。
LM380Nアンプ
こちらの方は最大で2.5Wの出力が得られます。
回路をじっと見ていると電流正帰還がかけられそうであることに気づきまし
た。
こんな感じですね。
片CH完成しましたので測定しました。
出力インピーダンス −3.9Ω
奇妙な特性ですが数回確認しましたので、測定ミスではないと
思います。原因は今は追求致しません。
このアンプは低域時定数をもつので、周波数特性を調べてみました。
周波数特性(8Ω負荷)
両チャンネルできたので、FE103Mバスレフにつないで試聴してみました。
高域は素っ気無いものですが、低域の構築力はなかなか素晴らしいようです。
オケの立体感、透明感は3者(ティファニー7、YST−M15、今回のもの)の
うちで最上です。
ノイズレベル、情報量ではディスクリートの完全アンプIIIなどには及ばない
ようです。
反転アンプ
反転アンプにすれば、きれいに負帰還をかけることができます。
仕上がりゲイン約20倍
非常にすっきりした綺麗な音になりました。
ローブースト
シミュレーターで確認しておきます。
反転アンプ2
電流負帰還をかけて電流歪みを減らします。
出力インピーダンスは約10Ωとなります。LM308は内部で負帰還がかかって
いるのでこの程度になります。
LA4180
おでかけ用に作ったものです。
東芝TA7240
ナラ突板仕上げ
出力インピーダンス −2.3Ω
音はまろやかで歪み感が無くコクのある音です。
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