2010年の音楽生活(後半)
6月の庭
シャンパンゴールドのツマミ。なかなか合う。
2010年石鹸生活
花王のホワイトはやっと3個使い終わったところである。今日は牛乳石鹸を買ってきた。洗顔と
入浴に石鹸は欠かせない。何故みんな使わないのだろう。
ま、MDは使える。エアチェックなどには面倒がなくてよい。組み合わせるヘッドホンアンプは
薄型でないと手で持ちにくい。
石鹸で洗顔すると表面の酸化して埃のついた皮脂が洗い落とされて新しい皮脂に石鹸が
結合した状態になる。これを水洗すると鹸化された皮脂が残りこれはクリームと同じものである
から水分が抜けるとさらさらした感触になる。これが心地よいのである。中性洗剤ではこのよう
にならない。
DAT WALKMANも使ってみる。形はちょっとぼてっとしているが塗装の質感は大変良い。MDのほうは
銀河鉄道999に持っていって聴きたいようなモダンなデザイン。
これで過去のエアチェックテープを聴いてみたがやっぱりいい。
Freecellは1000番まで到達したが欠番が4つある。
#617 #829 #865 #915だ。超絶に難しいといえるだろう。しばらく取り組んでみよう。
いままでは気楽にやってきたのだが、どのくらいの覚悟で解くのが良いのだろうか。
#915
まず一個解けた。この気合の入った階層の深さがわかるだろうか。
#865
これも解けてしまった。今日は調子がいいのだろうか。
#829
これも解けてしまった。すごい形になっている。あと一つだがこれが難しい。
どうやら解けないようだがこれでせんだみつお状態からせんにひとつに昇格
することができた。このまま順調に進むとよく使う言葉である万に一つを実体験
できるかもしれない。
電子書籍とともに
PSP + 青空文庫がわが国の本格的電子書籍だ。島崎藤村を読解中。
メモリースティックに格納できたので書庫を持ち歩くことが可能になったが、PSP標準のブラウザでは
使い勝手が悪い。iPod touchを導入してみる必要がある。
iPod touch とともに
昨日購入した。
低歪機だ。機能満載だし直に聴くほうが気分は良い。
現代の音楽
夕暮れ時お寺のある通りを歩いていると前から和服を着た女の人が歩いてきて
頭から変ホ音と変ロ音と嬰へ音を発しながら過ぎ去っていった。沼の前へ出ると空中
浮遊したなまずがスフォルツァンドを投げつけてくる。夕焼けの丘の校舎から変ロ音と
嬰へ音のチャイムが鳴り響き、校舎のシルエットが夕日に沈んでゆく。そうこうして
いるうちに家にたどりついた。
このような印象的な奇妙な体験のようなものが現代音楽なのかもしれない。一回限り
のものでその印象を追憶するものなのだ。私は毎週日曜日の夕方このような体験をする
ことにした。
現代の音楽はNHK FMで毎週日曜日午後6時から始まる50分番組である。今日も聴
いてみた。
必ずしも映像的なイメージが出るわけではないが今回は緑色の大きな丸みを帯びた
トカゲの群れがうごめいているのが想像できた。最後はこちらに向かって吼えた。
すると途中だが晩御飯に呼ばれたのでカレーを食べた。時間帯がこうなので致し方ない。
朝、いつものように車でFMを聴いているとベートーベンのピアノソナタ熱情をやっていた。
しばし聴いていると第二楽章のファンタスティクな旋律がヴェールが舞うように紡ぎだされ、
左手で神業のようにスティッチされるさまが演じられていた。これはただものではないと思い、
着いた後も車に留まり第三楽章まで聴き終わってアナウンスも聴いた。
ファジル・サイ、トルコの作曲家兼ピアニストだ。これは素晴らしいし、まねができる人は居ない
と思う。日本ではすでに人気らしい。
HA-2000で聴くデンオンのカセットデッキDRR-F102の音は素晴らしい。その特性。
FMの世界は静寂だ。選挙前日だというのに選挙のせの字もでない。うっかりテレビでも
つけようものならこれでもかというくらい聴かされるのことになるがFMなら安心だ。
お○い芸人のみなさんを見なくてすむというのも精神衛生上良い。テレビの害を回避する
のにFMと映画は良い避難場所だ。
麺とノーベル賞
麺はおいしくて食べやすい。麺ばかり食べていたいと思うがはたしてそれでノーベル賞が取れる
だろうかという疑念が湧いてくる。
いうまでもなくノーベル賞が取れる条件として、国のインフラが整備されていること、脳をフル回転
させられること、熟睡によって脳の隠された創造力をひきだせることが重要だと思う。
ある研究では麺食中心だと米食よりパワーがでないという。脳のフル回転についてはよくわかって
いない。熟睡については夜の気温が15℃以下にならないと脳が熟睡できないといわれている。
日本では米食でがんがん肉体労働し、脳をフル回転させ、秋、冬、春には熟睡できる。そのため
ヨーロッパ文化圏でないにもかかわらず異例とも言える16人ものノーベル賞受賞者がでているのだと
思う。
クロスオーバーイレブン
アジムスのテーマ音楽を流したあと、適当にソートしたフュージョン曲のプレイリストをかけてゆく。
番組再開の要望がでているようだが実現するまではこれでがまんしておこう。
辺境萌え
人口
ベルホヤンスク 1200人
チクシ 5000人
北極圏なのに結構人が住んでいる。昭和基地で越冬するのが40人ということを考えれば、
これらが純粋な基地ということはありえない。川で魚をとったり森で動物を獲ったりして生活する
のだろうか。
ではなくてノルウェーのように沿岸航路に頼っているのだと思う。冬は凍ったレナ川をトラックで
ぶっ飛ばすか空路を使うしかなくなるだろう。
#1136
これは難しいだろうと思っていたが、ある日の夕方とりかかったところすんなり
解けてしまった。昼食はうどんだった。
解答例
有望そうなところをしつこく攻めていったらうまくいったが、もしそのエントリーポイント
が間違いだったら泥沼になったであろう。
#617
難攻不落と思われていた#617を突破。#1136の手法を使った。お昼はご飯と鮭だった。
鮭の皮も食べたし珍しく食後のコーヒーも飲んだので脳の状態が最高レヴェルだったかも
しれない。
地図を見るとヤクーツク周辺でライ麦が作物としてとれることがわかる。ライ麦は元々小麦畑に生える
雑草で人間に抜かれないよう小麦に似せて生き延びてきた草である。それがやせ地や寒冷地でも生育する
ことから人間の役に立つようになった。ライ麦から作られるのが黒パンである。
シベリアの強制収容所に送られた人々の書き残した記録を読むと、農家から黒パンをもらう記述がある。
このあたりではライ麦でなんとか自給自足できるのだろう。
映画で思索する
劇場で見ると思索する間もなく結末まで見させられるのでまずいのではと思う。一度見た映画は
ネタばれしているので思索には使えない。
私の場合は未見の映画を20分づつに区切って見てそのあいだに思索する時間をいれる。都合上
そうしているのであるが良い結果が得られている。
オリエント急行殺人事件
一応自分でも推理してみたが比較的怪しい感じがしたのはショーンコネリー扮する軍人、薬に細工できる
執事くらいで一刀両断とはいかなかった。犯人が1〜2人までという先入観のためだろう。
お手並み拝見ということで結末を見たがかなり衝撃的だった。推理力が足元にも及ばないレベルだった
からだ。
TOMORROW/明日
40分みたところで題名の意図がわかってきた。いやにセンスのないネーミングなので気になっていたのだ。
明日は明日でも「壊滅的な明日」ということなのだろう。これから続きを見る。
80分まで見た。まだ8月8日の情景が続いている。抑えの利いた作り方だが野原で聴こえるソプラノのエコー
と捕虜収容所で捕虜が死んだときに唄うゴスペルのノリは何なの?と音楽的なところを衝いてみた。
最後のひとコマは明日にでも。
NHK BSの黒澤明監督特集のころから集め始めてこのくらいまでコレクションが成長した。
未見が250くらいあるが週3本見ても1年半かかる量である。録画のほうも週3本くらいで増え続け
るような気もするので死ぬまで続くのかという感覚におそわれるがそれはあまり気にしていない。
途中で眠ったら巻き戻しをし必ず全部見るようにしているが、地下水道というワルシャワ攻防戦の映画
では手榴弾にさわるところでブチッと電源を切ってその先は永遠に取って置く事にした。見たらトラウマにな
るかもしれないからである。
そういえば見たらトラウマになる映画リストも作ってあるのである。このなかからわざと借りて見た映画
もある。シャイニングと反撥だ。シャイニングは面白かったのでスティーブンキングのファンになった。
TOMORROW/明日の最終コマを見る。ラストが閃光とキノコ雲だった。
ラジオ三昧
ラジオの音は長く聴いても疲れないし省エネになる。最近 ICF7600Dを使ってみて感度と音質のよさに
感心した。IC11より上ということがわかった。さらに驚いたことにICF7600Dの後継機がまだ販売されている
こともわかった。
松山千春、鈴木雅之、北山修と大物パーソナリティの番組を立て続けに聴いてみた。若いころと違って
感心したりはしないが結構聴ける。
#1200
もうマイペースでやっているので多い日は7番くらいやるがやらない日もある。データにも
あるように午前中と昼下がりはわりと能率があがらない。休憩をはさんだあとの夕方が効率
よく解ける。
マイペースにした結果
人間には頑張る、超頑張る、マイペース、あきらめのような動作モードが考えられる。
上のほうに行くためにはこの4段階スイッチをどう切り替えるのかが非常に重要になって
くる。
i文庫を400円で購入。
これは申し分ない使い心地だ。文庫本を持って歩いているみたいだ。
今晩からクロスオーバーイレブンがオンエアされるので録音しておこう。
今日は“プログレ”三昧を聴く
前半は聴き流して後半は全部録音しておいた。6時間もあるのでテレビ用の機器を用いた。
アルバム「キングクリムゾンの宮殿」の再現をカセットテープに残すためである。ハイポジでは迫力が
でないので熟慮した結果AD1、J’z METALを選んだ。
お盆はiPad で
読書しながら調べ物をしながら何かを書いたりできる夢のような機器だ。ワープロ機能が
充実すればいいのだが。
アップルストアで探すとNovelistというアプリがあった。作家ならこれで書いて編集部に原稿を
メールで送れば仕事ができるのでは?しかしゲラ刷りのやりとりが面倒かも。
iTunesを使えばiBookにPDFを収めることが容易にできる。i文庫HDにも収めることができるが
リーダーに検索機能が無い。
Wordで版下をつくりそれをフリーソフトを用いてPDF化する。少しづつだが書庫が充実してゆく
楽しみがある。PDFの結合ソフトを用いれば索引化も可能になる。
iPadを使ってgoogle earthで三鷹あたりの都下を探訪したら終わった後にめまいとは吐き気に
襲われた。どうやら飛行機酔いの症状らしい。これだと加速度の乖離が本当に来る。
最近上面発酵の道後ビールを飲む機会があった。アサヒZのような華やかな香りのするビール
だった。
その後いつも飲んでいるメーカー製のビールを飲んだところ2本飲んだ段階でこれはもう飲め
ないかもと思った。道後ビールは一本600円くらいするので常飲するのはとても無理だ。上面発酵
ビールは大手メーカーはすでに生産をやめている。
いまのところよなよなエールを通販で買うしかなさそうな状況である。
渋谷陽一のヤングジョッキー
オンエア回数を調べてみると大体のところこうなるらしい。
23 デヴィッド・ボウイ
21 レッド・ツェッペリン
20 エアロスミス
20 ビートルズ
19 キッス
14 ELP
14 アース・ウインド・アンド・ファイア
14 ローリング・ストーンズ
13 クイーン
13 チープ・トリック
13 ディープ・パープル
13 ピンク・フロイド
11 スピリット
11 テッド・ニュージェント
10 ジェネシス
10 パリス
10 ボズ・スキャッグス
9 グラハム・パーカー
9 ジェフ・ベック
9 セックス・ピストルズ
8 10cc
8 イーノ
8 エマーソン・レイク&パーマー
8 エンジェル
8 スコーピオンズ
8 スターズ
8 ストラップス
8 バッド・カンパニー
8 ビ・バップ・デラックス
8 リトル・フィート
7 AC/DC
7 X.T.C.
7 エリック・クラプトン
7 カンサス
7 シン・リジイ
7 スティーヴ・ミラー
7 ディテクティヴ
7 ドゥービー・ブラザーズ
7 フリートウッド・マック
7 ボブ・マーリー
7 ユーライア・ヒープ
6 イエス
6 ウィッシュボーン。アッシュ
6 グランド・ファンク・レイルロード
6 ケヴィン・ゴドレー&ロル・クレーメ
6 ジューダス・プリースト
6 ジョン・レノン
6 ストラングラーズ
6 ピーター・ガブリエル
6 フィル・マンザネラ
6 ブライアン・フェリー
6 ブルー・オイスター・カルト
6 ボブ・ウェルチ
6 レインボウ
5 エルヴィス・コステロ
5 キング・クリムゾン
5 ジョニ・ミッチェル
5 スティーリー・ダン
5 ロキシー・ミュージック
4 REOスピード・ワゴン
3 イーグルス
このように検証してみると渋谷氏の立ち位置が見えてくる。エルトンジョンがゼロなのは要するに
エルトンジョンが嫌いなのだろうか。それともエルトンジョンを推している人が嫌いなのだろうか。
今でもワールドロックナウで彼の声が聴けるのでカセットに録りためしておこう。
今日は一日ピンクフロイド
集めていたのはこれだけ。LP、CD、SACDだ。3枚くらいなら逃げ出したくならないだろう。
LPのライナーノーツは渋谷陽一が、CDの歌詞対訳は今野雄二が担当している。SACDは
直輸入なので何もなし。
演奏がアマチュア的なのは致し方ないと思うが、狂気の楽曲ではビートルズに近づいていると
思う。精進の結果か。基本的には努力家なのだろう。
22曲聴いたのでヤングジョッキーのオンエア数を超えたと思う。
VHSテープの整理をしているとミッシャ・マイスキーのドキュメンタリー番組があったので見た。
最近のBS2はこのような番組が皆無になっている。
彼がうまいのは当然だが、アルゲリッチとの共演のビデオクリップを見て、ここではちょっとした
奇跡のようなことが起きているのでは?と思えたので、CDかDVDは無いかと調べてみた。
動物の謝肉祭のCDは持っていた。聴き流した程度だったので全然気づかなかったがかなり凄い
ことが行われている模様。
先週は3本映画を見た。
インスタント沼、恋する女たち、麗しのサブリナだがどれも楽しめた。日本では年間800本くらい
劇場公開されるらしいが全部見ている人は・・・いるかもしれない。私のペースだと年間200本なので
到底追いつけないが。
NHK黄金の洋楽ライブ
調べて見るとNHKアーカイブズに67番組ある。この後にもいくつか放映されたのを確認している。録画した
のは20ほどだった。今後の再放送を待つのもなんなのでスカパーe2のミュージック・エアに加入した。
FM放送をテープに録って車で聴くとなると2番組が限度である。車で聴いていると一週間分のストック
がへたをすれば聴ききれない。この前のピーター・バラカンのウィークエンド・サンシャインはゲストにケペル
木村さん(ぺるけさんとは別人)を招いた興味深い番組だった。二時間弱にわたってウルグアイのピアニスト
ウーゴ・ファトルーソが紹介されていた。テープを詳細に聴いてゆくとかなり素晴らしい音楽だ。このテープと
入手したアルバムで楽しんでみよう。
宝くじどの時点で当たったら人生にプラスになるのかという命題を考え続けてみたがどの時点でも駄目
そうだという結論になっている。
20代のこれからキャリアを積もうかという時期に当たると、そこから努力しなくなるのではと懸念する。
お金だけあってろくでもない人間になるのだ。
40代、仕事と子育てに夢中のころだ。子育て資金は仕事で稼いでいるわけだし拘束がきつく使う暇がな
い。このお金をあてにした家族が堕落してゆく可能性もある。
50代早期リタイヤが可能になる資金として有効か?ここで効いてくるのが「仕事は定年までの暇つぶし」
という命題だ。暇がつぶせなくて大いに苦労するはずである。
60代、いくらかかるかわからない老後資金として有用かもしれないが、無い方が緊張感があっていいかも
しれない。これは根拠が少々弱いか。
モーツアルト作曲ヘンデルの手法による組曲K.399(K385)を聴いているが、こういうのはなかなかいい。
「不幸」の定義は「持続する苦しみ」ではないだろうか。幸、不幸は相対的なものとよく言われるが、これは
絶対的な定義である。
苦しみの第一は痛み、第二は炎症性サイトカインである。さらに第三、第四と続くがここでは論じない。
風邪で四日間くらい寝込んだとき苦しむがすぐに回復する。これは不幸ではない。慢性の苦痛を伴う病気
は不幸に直結する。
ただし不幸を相対化すれば意識の上ではそれを感ぜずにすむ場合がある。
秋のシーズンに入ったのでポタアン持参の散歩を復活しているがBUF634+秋月ケースの9V版が
運用しやすく音も気に入っている。この機種は素子をモールドで固めた効果が出るので余計な音が少なく、
ソースの余韻がよく聴き取れる。音場感が良いのだと言われることがあるが実はそれほどでもない。
昨日はSITポータブルの4機目を持ち出して聴いてみたがマッカートニーのアンクル・アルバートで背後
に入ってくる雨の音の広がりは超絶的だった。音質はやはり素晴らしいものでこれを超えるものは無いだろ
う。
辺境萌え
スロベニアは面積が四国より少し大きい人口200万の国である。空撮映像を観たがアルプス山脈
とアドリア海沿岸を有し、政治さえ安定していれば人が住むには本当に良いところと思う。しかしこういう
良い場所は争奪の対象になるのでやはり政治的に不安定なことが多い。
四国の人口は400万と人口密度がスロベニアの倍になっている。やはりゆったり住むには多過ぎる
人口なのだろう。
自然が豊かで政治的に安定しているのはまさに日本だと思うが、今の人口が半分になれば自然の恵
みが十分に享受できるようになることが容易に推察される。
シネマブックとともに
まもなく600を突破し近い将来1000に至るのは間違いない。映画も役に立つなあと思ったのは文芸
作品の長々とした描写も映像なら一発で済ませられるわけで「それから」は映画で済ませた。どちらにしろ
原作はたいしたことを述べているわけではないので。
菊池寛の「恩讐の彼方に」は読んでなるほどこのような手があったのかと衝撃を受けた。「父帰る」
は短くてこれまた衝撃を受けた。これは上演用の長いバージョンがあるのではと思えるので調べた方が
良さそうだ。
調べたがやはり舞台化され映画にもなっている。それで人口に膾炙されたのだろう。
これがよなよなエール。グラスに注いで飲むと真価が発揮される。まとめて注文すると単価が
250円くらいになる。しかし今のところは地元で205円で買えるビールにしている。
新しいツール「根源的な問いかけ」
これは古い脳皮質が何に反応するかという経験則から導かれたもので、記憶術にも応用されて
いる。人は恐怖や羨ましいことに遭遇するとかなり経ってからでも思いだすことができる。これは
脳が反応して古い皮質に刻み込まれるからだと言われている。
今放映されている日系移民のドラマで根源的な問いかけをしてみよう。
移民の是非とか米国政府の政策の是非とかはいかようにも論じられるし全部新皮質の領域で
あるからすでに眼中にはない。
旧皮質はまず女優の仲間由紀恵さんが際立って美しいと感じる。男性限定だが美人を見ると恋に落
ちたり、羨ましく思ったりする。なので仲間由紀恵さんの美しさに見とれているとだんだん釈然としなくなる。
仲間さんが使用人のような扱いを受けたりするからだ。これは絶対に間違っているという風に脳が反応
するのである。
次に女優の泉ピン子さんが正論を長々とぶっていたりする。ここは一言か二言でいいのではない
のかという風に脳が反応する。
結局このドラマからは恐怖感は生じないので美人がどのような末路になっただろうかということに
だけ関心が払われる。
映画「シャイニング」は根源的な問いかけに対応したムービーだ。襲われる恐怖と美人の奥さんが果
たして助かるのかという興味からつい終わりまで見てしまう。
「実録・連合赤軍 あさま山荘への道程」も地味ながら根源的な問いかけに対応したムービーだろう。
左翼の理論で新皮質を機能不全にさせると旧皮質が出てくる。そこには恐怖と美人に対する羨望が支配
する世界が現れるのである。
#1400
ここまで到達した。簡単には突破を許さずいいところまで行くと突然シャットダウン
されるというなかなか気の利いているナンバーだ。
というかシャットダウンされるのは手を読みきってきないからなのだが。
私の考える理想の人生
もう大体結論は出ている。「愛する人と添い遂げること」が理想の人生なのだ。「権力闘争をし
ないで」という条件も付くが。
つなげて言うと「権力闘争をしないで愛する人と添い遂げること」が理想の人生ということに
なる。
「権力闘争をしないで」というのは言い換えると「普通に労働し納税して」ということが出来る。
権力闘争を繰り返した人物といえば毛沢東だが若い娘をたくさんものにしたという。「権力を
持つ」ということは人のものを簡単に奪うことができるというのが本質である。こんなものがある
世界ではとんでもない人生が待っているだろう。
資本主義の世界にも理想の生き方を妨げる仕組みや宣伝が無数にあるのでうまくやり遂げる
ことは困難なことは確かではあるが。
これをもうひとつのツールにして見てゆこう。
モーゼの十戒
1 主が唯一の神であること
2 偶像を作ってはならないこと(偶像崇拝の禁止)
3 神の名を徒らに取り上げてはならないこと
4 安息日を守ること
5 父母を敬うこと
6 殺人をしてはいけないこと
7 姦淫をしてはいけないこと
8 盗んではいけないこと
9 偽証してはいけないこと
10 隣人の家をむさぼってはいけないこ
これを守れば理想の人生がおくれるだろうか。安息日を守るということは安息日以外は労働して
いるのだから、労働して納税しているはずである。殺したり、盗んだり、略奪したりしていないので権力
闘争もしていないはずである。収入を確保した上で貞節も守るので愛する人と添い遂げられそうで
ある。
権力闘争をしないということ
権力闘争をする人が全くいないと困ることになる。織田信長が居なければ日本は統一に向かわず
外国に侵略されていたかもしれない。西アジアでは王がいないと領民は遊牧民に略奪される。傑出
した人物は権力闘争してよいのだ。ただ暴力装置としての権力については人類はさんざんひどい目に
あって懲りているのでいろいろな足かせを与えるようにしてある。
現代においても政治家は権力闘争しているし、組織の上のほうではそういうものはある。権力闘争
の流儀によってはむごい目に逢うことも覚悟しなくてはならない。だから労働して納税しても豊かにやって
いけそうな人はそういう場から遠ざかるようにするほうが賢明なのである。
ニートは権力闘争をしている。この逆説的な論説もニートが労働して納税していないということから考え
れば理解しやすい。一種の権力闘争であり父母から略奪もしている。
サンボマスター きみのために強くなりたい
これを聴くようになってから朝目覚めると「世界を変えさせておくれよそしたら君とキスをしたい」
のメロディが頭の中でエンドレスで流れてくる。印象的なメロディの証拠である。
彼が本物のメロディメイカーであることは間違いない。テレビで見たがレコードを45枚紹介する
番組の中でチャーリー・パーカーのナウズ・ザ・タイムのなかの曲を口でピロピロピロピロと正確に歌って
いた。
映画で思索する
テーマを『愛する人と添い遂げられること(権力闘争せずに)』と設定して映画を吟味してみる。
辺見庸がその著書『しのび寄る破局』のなかで褒めていたベルイマン監督の『サラバンド』。
ユーハンは浮気してマリアンと離婚した.......x
この時点でユーハンの人生は理想から遠ざかった。晩年は地獄のようだと再会した元妻に述懐している。
問題点は多々ある。暴言を吐く息子とそれを許さない冷酷な父親。歪んだ息子の家庭。つまり親子で
権力闘争をしたのか?ハインリヒは職場でも闘争的であったようだ。音楽ははっとするような使い方がされて
いる。
山田洋次監督の『家族』
この夫婦は最後まで添い遂げるんじゃないかな。何も問題はない。アクシデントで失われた二つの命
も新たな命の誕生で救われたように思える。生老病死の死についてはゴキブリの死に様が参考になる。
ゴキブリのメスはゴキジェットで殺される瞬間子供を5匹生むといわれている。仏教のような大掛かりな
装置を考えた釈迦は早計だったかも。
10月は12本の映画を観ている。まあこんなもんだろう。本数は増やせないので内容を充実させる
必要がある。
村上春樹の小説『海辺のカフカ』上巻を読んでいるが、超速で読み進んでいる。文章を斜め読み
しながら映像化して行く。第二章の米軍資料などは資料の映像を想像するだけなので一瞬である。
書いてある内容も斜め読みしておく。猫と会話する部分は荒唐無稽なのでぶっ飛ばしながら、で
結論は?という感じで処理してゆく。
ためしてガッテンでやっていた速読法が映画を観ているととうとう身についてしまった。
海辺のカフカ上巻
舞台装置 甲村図書館 司書、責任者
山小屋風の別荘
中野区の邸宅
高速バス、ビジネスホテル
アイテム ソニーMDウォークマン
ロレックス オイスター
ガラスの蜂の文鎮
フォルクスワーゲン ゴルフ
グリーンのユーノスロードスター
関連事件 1946年山梨での集団催眠事件 甲府市の大学病院??
学生運動左翼内ゲバ事件
参照すべき文学
ギリシャ悲劇 アイスキュロス
カフカ
夏目漱石 虞美人草
バートン版千夜一夜物語
音楽の蘊蓄
シューベルト ピアノソナタニ長調 ブレンデル アシュケナージ
山水のセパレートステレオ
諺 袖振り合うも多生の縁
その他 ジェンダー NPO
1969年発売ヒットシングル
映画化するなら中野区の殺人事件からはいるのだろうか。あるいは山梨の事件。
今日は酒屋でジョニ黒か赤を買ってきてちびちびやりながら精読してみよう。
0章の部分を精読。ジョニ黒の水割りを飲んだが酔心地はいいと思う。旅に出るまえの準備を
まとめたものだが大変有名らしくレヴォのサングラスって実在するのですかという質問が検索
に出てくる。リンク切れで残念ながら私には見つけられなかった。本当は無いのかも。
二番目のツール
『権力闘争せずに愛する人と添い遂げる』でみてみよう。田村家はすでに崩壊して
いる。佐伯さんも壊れて人生が終わっている。大島さんも困ったことになっているし、カフカはオイディ
プス王の神話を辿ろうとしている。愛する人は現れないだろうしあとは権力闘争のようなミッションを
実行するだけなのか。それとも殺人を回避するのがミッションなのか。どうも判りにくい。
購入したウーゴ・ファトルーソのアルバム。
海辺のカフカ下巻
アイテム
アールグレイ紅茶
マールボロ
カーネル サンダース
19世紀ドイツ哲学
モンブラン万年筆
諺
聞くは一時の恥 聞かぬは一生の恥
地獄でホットケーキ
ギャグ
俺なんか字が読めても図書館に来たのははじめてだよ。
※村上春樹の小説にはギャグがとても少ない。
メニュー
天丼
生ビール オニオンリング
パエリア サラダ
菓子パン 牛乳
音楽の蘊蓄
ハイドン
キーワード
失われた時間を埋める
基調としては隠遁した変人が蘊蓄を語る平易な教養小説と思うが状況は複雑にしてある。
対話が調和的で感情が激しくぶつかったりしないのも特徴だ。
佐伯さんが失われた時間を埋めてゆくとあるがそれは見立てを誤っている。国民健康保険が
国の運営によるものと勘違いしている星野さんと同じくらいに。
ブリッジの部分に不思議な和音が二つというポップソングという注文だと書くのが大変だ。
実写化にあたっての高いハードルになりそうだ。昨日聴いたポール・マッカートニーの
Another Dayはそんな風になっているけど。
村上春樹の本はそんなに難しく考えなくてもよいかもしれない。日本には隠遁し文に親しむという
美学が昔からある。彼の作品には「いつ隠遁すべきなのか」というテーマが常にあるのではないか。
少々まわりくどい書き方のこの本が言いたいのは「隠遁するには15歳では早すぎるだろう」という
ことかもしれない。
辺境萌え
BSで録画しておいた 「戸井十月 ユーラシア大陸横断3万キロの旅(1)」 を見る。ポルトガルの
ロカ岬を出立して17日目にはクロアチアに入る。このときの映像でアドリア海沿岸の景色を見ることが
できた。山の斜面が迫っている淋しい道だ。海がまぶしい。
第4回ではサハラの西岸の海辺が出てきてウミガメが寝ている。これはいいものを見せてもらった。
モンゴルの平原で駱駝が歩いている光景もシュールなワンダーランドだ。
海辺のカフカ下巻つづき
古めかしい話題
三匹の子豚
ゴジラが来た
音楽の蘊蓄
ウォルナット製のボックスに入った英国製のスピーカー
ハイフェッツ トリオ ベートーベン「大公トリオ」
警句 アフォリズム
「人生などどう転んでもクソ見たいなもんだ」
「みんなが偉人、天才だと世の中は困ったことになる」
「世界の仕組みそのものが滅びと喪失の上に成り立っており人間の存在は
それに映る影絵のようなもの」
「風は物体ではない」
映画
大人は判ってくれない
ピアニストを撃て
アイテム
ノースフェイスの帽子
トミー・フィルフィガーのポロシャツ
車
スープラ > ロードスター > ターセル
キーワード
風の音を聴く
第三次産業革命
秘書
比喩
はまぐりのように注意深く耳を澄ませる
諺
下手の長考休むに似たり
寓話
釈迦の弟子の話
自虐
マツダレンタカー
「こう言ってはなんですが、うちには目立つセダンなどひとつもありません。」
名曲喫茶
出た〜。文部省キャリア上がりの隠遁した変人が蘊蓄を語っている。ト書きで
説明してあるのも無理やりっぽい。
深読みすれば、村上春樹には秘書がいる。私はそう確信した。
#1441
エースを上げた段階では空白が3つ。前途は明るいように思えるがだんだん具合が悪くなって
とうとうあぼーんしてしまう。2が出しにくい位置にあるからだろう。面白いケースだ。その後なんとか
クリアーした。
無意識は虚構を受け付けない
現代社会の深層に迫る言葉だ。一つの例として元彼と別れて妥協して結婚した場合がある。
元彼の方が上なわけである。しばらくは我慢して結婚生活を送るがいずれは破綻する。
無意識は虚構を受け付けない からだ。
恋愛の悪弊がでてくるわけで女性は結婚して幸せをつかむためには原則として恋愛して
はいけないのである。
戸井十月は3万キロの旅で朝バイクでホテルを出て午後目的地に着き、そこで又ホテルをみつ
けて泊まるという生活を四ヶ月続ける。
そこにはマシンを操る喜びと、毎日違った風景を肌で感じられる喜びと苦しみ、宿にだどり
ついて暖をとり空腹を満たし眠る喜びがある。その間本当に楽しかっただろう。見ている方も
力づけられた。考えてみれば自分の生活も、朝はマシンを操り職場に行き、少しづつではあるが
違った風景を見て、夕方になればマシンにのって家路に就く。わが宿ではおかみが待っていて
食事とたまにはお酒を振る舞ってくれる。おかみが超絶美女ならば天国だろうと思う。
と想像してこれは毎日が楽しいぞと思えたが、しばらくすると現実に引き戻される感覚になる。
やはり無意識は虚構を受け付けないのだ。
とはいえしばらくはその余韻が残っているので今日は担担麺を買って帰ることにした。
海辺のカフカ読了
書斎、コーヒー、音楽が好きで隠遁したいがセックスもしたい。車も乗りたいしファッションにも
こだわりたい。山荘を所有し森の中を歩き回りたい。だが脱サラすると貧乏になるよ。
読後感としてはなんだかこういうトーンを感じる。
あと美女がでてこないところが気になった。
BSの番組で冨田勲さんがノートパソコンと巻物式ロールピアノとアクティブスピーカを
スーツケースに詰めて移動式スタジオにして東伊豆を訪れていた。
今ならiPad一つでかなりのことができる。 Music
studioとBand simulatorとKorg iMS-20
(驚愕のアナログシンセ)。これでオーケストラからロックまでの音楽が作れる・・と思うが
なかなか進捗しないのである。
Korg iMS-20
Band simulator
Music studio
カフカも読まずに村上春樹を読むのは少々まずいだろう。と思って城と審判に
ついて調べたが映画もすでに出来ていることがわかった。まず映画を見てみようか。
トルストイのアンナ・カレーニナと戦争と平和を図書館でちらっと見たらその
ボリュームに圧倒された。これも映画で済ませられないだろうか。そうすると
ものすごい時間と労力の節約になる。
最近は文章入力をiPadで行っている。iText Padというアプリを見つけたがこれ
の使いごこちは素晴らしい。これで入力してはノートパソコンにメールで送るの
である。もしかするとこれで小説が書けるかもしれない。
最近映画を研究していて知った知識。左がオリジナルの映画の題名。
私を野球に連れてって
→ 私をスキーに連れてって(角川映画)
深夜復讐便 → ラジオ深夜便(NHKラジオ)
ノックは無用
→ ノックは無用(昔のテレビ番組)
サンタフェ
→ サンタフェ(宮沢りえの写真集)
子鹿物語 → 子猫物語(畑正憲の映画)
暗くなるまで待って
→ 暗くなるまで待てない(大森一樹の映画)
ピアニストを撃て
→ ピアニストを撃つな(エルトン・ジョンの曲)
深読みなので自信はなかったが村上春樹氏には秘書がいるらしいことが判明。日垣隆さんの
11月21日のtwitterにハワイ島で春樹氏の秘書さんに邂逅とある。小説中でさりげなく自慢している
のが目についたのだが、そのさりげなさが却って怪しいと感じたのである。
ある結婚の風景2(ベルイマン監督)
ユーハン40代、マリアン30代のころの話だ。サラバンドを先に見ているので不思議な感じがする。
弁護士マリアンに相談に来る女性がいる。子育てが終わったので約束通り夫と離婚したいという相談
だ。理由は「愛されていないし愛することもできないから」ということだ。
これは「根源的な問いかけ」なので「愛する人と添い遂げること」より上に来るのは仕方のないこと
かもしれない。ただもし女性が「自立できていた」なら様相は違ってきたかもしれない。
海辺のカフカの主人公も最後は学校に戻って自立を目指す。これは正しい選択だ。ただ自立した後
隠遁してしまうかもしれないが。
第三のツールは「自立できているか?」にしよう。
経済的、精神的に自立できていれば何かトラブルがあってもスパッと切ってしまえば済む。
支配や依存からトラブルは生まれてくる。支配しようとする人、依存しようとする人が見えてくれば
対処方法も見えてくる。だから子供に生じたトラブルは本当にやっかいなことになる。
ある有名カウンセラーの言葉に、「悩み事の相談のほとんどはお金と健康と人間関係だ」と
いうのがある。もし相談者が自立できているならばそれらの問題のほとんどが雲散霧消するはず
である。
#1450
ひさびさの難問登場。
ある結婚の風景3
いよいよユーハンが家を出て行く決心をする。浮気の相手は23歳の学生だ。「根源からの問いかけ」
が「愛する人と添い遂げること」より上に来るのはいいと思うが、「根源からの問いかけ」の対象が又女
とは。しかも男性経験が豊富なやりてだとは。ユーハンも判断を誤ったなと思う。
マリアンは傷つき後悔するが自立しているのでそれほどの不幸が訪れるわけではない。
#1450
すごい大技がきまってしまった。ここからは難しくない。最近は難問もすぐ解けてしまう。
長尺のものはそろそろ使い切るのでFM録音用にこれを買うことにした。安いし音も
悪く感じない。なんでだろう。SN比のことをあまり考えずに低レベルで録音しているから
かもしれない。
四住期とは、古いインドの思想である。これに五木寛之の考えを加えると、
学生期(がくしょうき)は修行に励む時期。25歳まで。
家住期(かじゅうき)では職業と家庭をもって社会生活を営む。25から50歳まで。
林住期(りんじゅうき)では仕事と家庭を捨てて森に住む。50から75歳まで。
遊行期(ゆぎょうき)では森を出て、天下を周遊し、人の道を伝え、生涯の結実を世に残す。
75から100歳まで。
自立して子育てを終えて隠遁する。順番としては概ね正しいし、権力闘争もしていない。
引退してからは家庭のことは忘れて自分自身の課題に打ち込む。25年研究したら成果
を世に発表する。確かに仕事と夢を分けて考えた場合これはこれで辻褄合わせは上手く
いっている。
モーゼの十戒には時間の概念がないがこれは人生の時間を考慮したものでより優れて
いると言える。
辺境萌え+映画
実はデルス・ウザーラやココシリのように辺境萌えの者が楽しめる映画がわりとある。
今回はカンダハルを観た。突き放したような視点がなかなか良いとおもう。戦乱が繰り
返されるのはやはり理由があるのだ。赤十字の人もそれは承知しているのだろう。
人間らしく生きるためには宗教や武器などでなく統一政府や鉄道が必要なのだということ
に誰も目覚めていないことが読み取れるのである。
その点日本人は素晴らしいし人間らしく生きていると思う。
12月のFreecell計画
12月1日に6個、12月2日に6個仕上げた。今月は一日に6個、どんなことがあっても6個
仕上げてみよう。眠い目をこすりながらでも6個やるのだ。そうすれば12月には186個完成する。
完全数である6には面白い性質がある。まず2個仕上げると今三分の一が終了したと感じる。
3個仕上げるともう半分まで来たと感じる。4個になるとあと三分の一だと思える。5個になると
最後の一個で終了だと思えて少し元気が出る。イベントが連続して出てくるのである。他の数だと
こうはいかない。
完全数はこのように役に立つ。
序破急は怖い
想像しただけでとても恐い。怖くて恐い。どちらだろう。
たとえば水害もそうだし、脳卒中もこれに当てはまる。原発事故だったら身も凍るほど恐ろしい。
こんなに見事に世の事象を言い当てている言葉は世界を見回しても他にはない。起承転結などは
転と結がまやかしである。
序破急がいったいどういう経緯で出てきたのか風姿花伝を読んで調べてみよう。
iPadを測定
ボリューム最大でこのようになる。アンプ部はまだまだ余裕がありそうだがこれ以上は金輪際出せない。
アンナ・カレーニナ(日本語訳)を精読する
アイテム
オブロンスキー公爵邸
山羊皮のソファ
羅紗のカーテン
懐中時計
自由主義的な新聞
書斎・コーヒー・大勢の召使い
これはまた豪勢な。トルストイの筆致がいきいきとしていて公爵邸の光景が彷彿とさせられ
る。夏目漱石のそれからを思わせる始まりだがとても読みやすい。
このようなしおりを作って読み進んでいる。
一風変わった青年貴族が美人の若い令嬢をものにできるかどうかという話が展開してゆく。
一見して食い付きのよい売れ筋をねらった小説のようだが、実はこれは人間の根源からの問い
かけに対応したストーリーなのだ。旧皮質が反応して続きが読みたくなるようになっている。
美女とそれをとりまく類型的な人物が描かれている。美女の様子は微に入り細を穿ちこれでもか
という具合に描写される。読者は想像力をかきたてられ脳内に美女ができあがるので実写化は
難しいだろう。
映画 アルフィーを見る
バートバカラックの名曲アルフィーは知っていてもその元になった映画を見ておかなくては駄目だろう
と思い見てみた。ジェーン・アッシャーが出ているのに気づいた。ポールの元恋人だ。
ヘレン レディの I don't know how to love him.という曲にWhat's
it all about ?という言葉がでてくるが
アルフィーのほうが元になるだろうか。最後の場面で What's
it all about? とつぶやく。字幕では「人生
ってなんだ?」となっているが意訳なのでニュアンスが出ていない。英語で言いかえると I'm
confused.
あたりなのだろうが。それを格好良く言うとそうなる。
レーヴィン邸の書斎
本棚
暖炉
ソファー
机
灰皿
鹿の角
亜鈴
チンダル著 「勢力論」
友人のオブロンスキーの書斎とは打って変わって田舎の侘しい感じがでているが、彼よりは
知的な人物に設定されているようだ。
なんかどんどん話がすすんでゆく。ペテルブルグ―モスクワ間の寝台列車の場面では鉄道萌えの
心がくすぐられる。しかも幻想的だ。
休日、レコードを聴く。
ピーター・バラカンのウィークエンドサンシャインを毎回聴いていると、これでもかというくらいに
ボブ・ディランやジミー・ヘンドリックスの特集がでてくる。最重要な音楽であることは確かだし、私
の弱い部分なので有難い。
LPレコードでライブ盤は無いかと調べてかけてみた。セルジオメンデス
ブラジル'77の1973年大阪での
ライブ、ビリー・ジョエルのソングズ・イン・ジ・アッティク、他にジャズで6枚ほどを確認。
マディー・ウォーターズのアルバムも買ってあったので聴いた。1959年シカゴでの録音だがハイファイ
なのが不思議。音楽を聴きながらHMVのサイトを調べると出てくる出てくる。大抵のものはある。
人生シミュレーション
もし金曜ロードショー(水曜ロードショー)を毎回欠かさず観ていたらどんな人生になったのだろうか。
放映回数はすでに1800回を超えている。
こんな人生だ。
さっそく重複とテレビドラマを除き1200くらいのコレクション目録にする。
日曜洋画劇場についてもまとめてみたが約1500の映画リストを見ると良識
とバランスの良さを感じる。淀川長治氏の貫録によるものか。
Freecell計画は8日目くらいに度忘れして頓挫した。結局12月中に186個やればよいやという
ことになった。ハードルとしてはそちらの方がはるかに低い。
ある程度頑張って残り二日であと6個のところまで来ている。ここからドラマがあるのだろうか。
結局ドラマはなく、30日の午後に186個クリアーしてしまった。今年は1666個解いたのだが、難し
かったのに印をつけていたのでメモしておこう。
#617 #1136 #1400 #1441 #1450 #1526 #1599 #1656
こういうのが解けるかどうかでそのときの調子がわかる。
(終わり)