なんでもD−NFB

  全アンプAST化計画、なんでもZDR、なんでもフィードフォワードに続く第4弾。(なんでもODNFはありません。)

  「段数の少ない反転NFBアンプならばなんでもD−NFB化できる。」という事実に気がついた。

  すでにスケルトン3、ミッシェルの回路で経験済みである。スケルトン3の結果がすばらしいので、
この技法はとてつもない可能性を秘めているような気がする。

 基本回路






  バイポーラだとこうなる。



  47kに20pくらい進相補正したほうが良い。









  奇数次歪みが湧いてくるのがシミュレーターでも見れる。



  総合歪みはNFBでもまあまあ抑制される。



  一桁下がる。


  製作中



  出力段のみ


  本機


  このあとD-NFBをかける。


  結果





  ここまでくるとずいぶん無色透明な音になったと思うがどうだろうか。




  ここでもういちど概念図を掲げて置く。(このイメージがすんなり浮かぶようになればかなりの上級者です。)




  これがフィードフォワード技術の一つということが理解できる人がどれくらいいるだろうか。


  MOS−FETでも作ってみた。






  掛け方は全く同じなので省略。



  これは予想外の低歪機だ。線形増幅講座の帰結か。音もV-FETの一歩手前という感じ。