YAMAHA B3

  思いがけず手に入ったB3を聴いてみた。



  ちょっと待ってくれといいたいほど見事な音だった。くせがなく透明に切れ込み音場も立体的に展開する。
しかも音に色気がある。自作アンプでもあまり聴いたことのない音だ。

  オールFETGOAと比べて見ると透明度だけはGOAのほうが上のようである。GOAはMOSのくせが感じ
られ音色はヤマハより素っ気無いところがある。

  LPを聴いてみると気持ちよく聴けるのはスケルトンやGOAのほうである。スカッと抜けて心地が良い。
しいて言うならB3はトランスペアレンシーのマージンがぎりぎりのようだ。CDを聴く限りでは全然問題ない。

 LPとCD


  今回使用した機器はPRA2000とFE103Eペリスコープ。

  想像だが、スーパースワンにベストマッチなアンプはB3かもしれない。