ディスクリートパワーモジュール IV
結局、熱暴走する素子は使うと危ないので、今回はこの石にしました。そういう条件では、使える素子は
3種類くらいしかありません。
最近2N3055/MJ2955が熱暴走して焼損しましたが、電源ヒューズが飛んだだけで、他は無事
でした。こういう壊れ方は理想的で、スペアさえあるなら常用アンプとして好ましい性質であるといえます。
回路は II と同じにするか、V−FETを使うか、差動2段にするか決めにくいところです。
I 差動2段
II 上下対称
III LM1875
となっていますから
IV V−FET(SONY 2SK79)
これで決まりでしょう。
これは自由創作アンプに収まるので、このあとの話はそちらに移行します。