TLS
このように吸音材をいれました。
速度特性はフラットに近づきます。Qが上昇している様子はありません。
改善度はわずかですが、過渡特性が裸ユニットよりも良くなっています。
それと不思議というか気になるのは140Hz以上で速度振幅が大きくしかも揃っているということです。
速度負帰還なら必ず速度ゲインは減少しますから、なにかそうではない仕組みなのでしょう。
吸音材により低音はかなり減少していますが、聴感ではそれほどではありません。
密閉とくらべ背圧はかかりませんし、特にイコライズしなくとも低音は確保される
という特徴があります。
過渡特性については抜群ということはありません。