イコライゼーション1

  MFBによってQ=0.7からQ=0.2に下げたとする。下図はQ=0.2の回路。
 (回路は簡略化してあるがこれで十分)、


  加速度特性


 過渡特性(60Hzバースト)


  速度特性はMFB−12Fのときのようにフラットになっている。


  このようなディップフィルターを使い、







  このような逆特性のアクティブフィルターにして、前置する。(最もオーソドックスな方法)








  するとQは0.7になり過渡特性もMFB前に戻るのである。



  電磁制動よりも深いMFBによる歪みの低減はなされると思うが、この過渡特性はどうだろうか?

  まさにMFBの意味を問うような結論である。

  私の場合は、バックロードで逃げるか、内部ブーストでこの事態を避けている。