ユーロ製ユニット2ウェイ

 Seas、Dynaudio、Scanspeakのユニットは知る人ぞ知る海外のハイエンド
スピーカーに使われているユニットです。その音を一度体験すると、ある種の
カルチャーショックを受けるとも言われています。箱の自作がかなりの難題で
すが、挑戦してみました。


製作メモ

 1 ステレオ1998年7月号を入手。

 2 入江順一郎氏作の箱だけそのままコピーする。12mmシナ合板と
   18mm米松集成材(バッフル用)が必要。約10リットルの箱
   だが、記事とは違い密閉とする。合板の木口部は板の段階で2mm厚
   桧板をはって、かんなで仕上げておく。

 3 トリマーなどを用いてツイーター部とウーハー部にザグリをいれる。
   (トリマーは騒音大なのでベランダでは使えません。)

 4 箱ができたらきれいにサンダーをかけて、内部は木彫オイル含浸、外は
   カシュー3回ぬりとする。

 5 ネットワークはフォステクスのuΣ、空芯コイル、セメント抵抗を用い
   、調整が済むまでは外付けとする。(すでに今では内蔵)

 6 ユニットはノルウェーSEAS社のユニットを使用。ユニット費用4万
   円弱。

 7 ユニットはパッキンなしで、バッフルに強固にしめつけ、吸音材はミク
   ロンウールを天板側に少量いれる。



(1998年8月製作)



    実測特性



  バックグラウンド(ピンク)のノイズのため低域は不明確。


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